- 週間ランキング
こめかみあたりによくできる、ファンデーションだけでは隠しきれないような大きめの茶色や黒のシミ。これが一つあるだけで、なんだか老けて見えそう。
できてしまったシミは、できるだけ見えないようにメイクで隠したいですよね。今回は、そんな憎きシミを、まるでなかったかのように隠してしまう、秘密のテクニックをご紹介します。
私は職業柄、モデルのメイクなども担当するのですが、その時にシミや傷跡などが見えないようにメイクで隠す必要性がしばしば発生します。
その時に使う秘密のテクニックをみなさんにもついに公開しちゃいます! このテクニックを使えば、まるでシミなんてなかったかのようなお肌に見せることができます。
やり方は、先に言ってしまえば、
コンシーラー→パウダー→コンシーラー→パウダー
とミルフィーユ状に乗せるのがポイントです。
それでは詳細の手順をご紹介していきます。今回は、私の肌に実際にある分かりやすいシミを使ってシミの隠し方をお見せします。
茶色のシミには、ピンク、またはコーラル系のコンシーラーを使います。
(今回は24hコスメのコンシーラーを使用)
小筆や綿棒で、丁寧にちょんちょんと隠すようにのせます。
この時にあまり広範囲に広げないように注意しましょう。指でやると薄く広くついてしまいますので、小筆や綿棒でピンポイントで塗る方が失敗がありません。
コンシーラーを塗った境目の部分だけを肌になじませるように指先で優しくトントンとします。
塗った中央部分はなるべく触れないようにするのがポイントです。(指についてしまい中央部のコンシーラーが薄くなってしまうため)
コンシーラーをなじませた後は、その上だけにプレストパウダーをパフで優しくのせます。
さらに上から、先ほどの1〜2の手順を繰り返します。
コンシーラーをのせすぎないよう、シミが隠れる程度に調整してください。
手順3と同様に、コンシーラーを塗った部分にパウダーをのせます。
これでもうほとんど見えません!
また、メイク崩れもほとんどしません。
カバー力が高い上、保湿性も優れているため、時間が立っても毛穴落ちせず仕上がりが持続するため気に入っています。
シミにピンポイントでアプローチできる小筆を使ってください。
コンシーラーに付属しているブラシでOKです。
10年以上愛用している、超お気に入りコスメです。粉質がきめ細かく、硬めにプレスしてあるため、肌への密着感に優れていて、カバー力、持続力共に高いです。
コンシーラーは、シミの色に対して補色で消しています。そのため、シミ以外の部分につけてしまうと、かえってコンシーラーの色が浮いて見えてしまうことも。
シミに対してコンシーラーを広くのせすぎると、シミの境目が浮いて見えてしまうので、できるだけ必要以上に塗り広げないようにしましょう。
コンシーラーを塗ってもメイク崩れしてしまうという方は、パウダーで仕上げていない場合が多いです。今回のように、コンシーラーとパウダーを2回繰り返し重ねると、だいぶ落ちにくくなりますので、ぜひやってみてください。
シミを目立たなくするためにファンデーションを厚く塗りすぎてはいませんか?
厚塗りしてしまうとその部分だけ質感が違って見え、隠していることがバレバレですのでご注意を。
細かなシミがたくさんある場合は、シミの多い部分に下地にオレンジかピンク系のコントロールカラーを仕込んでおくと、コンシーラーを使わなくても割と目立たなくなることが多いです。
それでも気になる場合は、オレンジ味の強いコーラルまたはローズ系のチークを頬骨の高い位置から少しこめかみに向かってのせると、チークのカラーでごまかすことができます。
コンシーラーの色が合っていないパターンです。肌と同じ色では、シミを消すのが難しいのです。
コンシーラーの色は大きくイエロー系と、ピンク系の2種類に分けられます。
イエロー系は主に赤みを打ち消すのに向いていますので、ニキビなどを隠す時に使えます。
ピンク系は黒や茶色みを打ち消すのに向いており、シミや黒いクマなどを隠す時に使います。
基本的にはこの二つを使い分ければ上手に消せますが、元の肌の色には個人差がありますので、コンシーラーを購入する際に試してみたほうが無難です。
今回のようにコンシーラーとパウダーを塗り重ねても厚塗りに見えないのは、シミにピンポイントで使っているからです。
あくまで、気になるところだけでOK。隠そうとするあまりにやりすぎてしまうと、わざとらしさが勝ってしまいますので、気をつけましょう。
シミやシワ、たるみなど、大人のお肌の悩みに合わせたメイクのテクニックのほか、お使いのメイクアイテムをお持ちいただき不要なもの、必要なものの選定、またスキンケアのアドバイスなども行なっております。
ぜひチェックしてみてくださいね。