働き方やコミュニケーションの取り方など、多くの変化があったコロナ禍。まだまだ元通りの生活には戻れそうにない状況が続き、孤独を感じる人が増えているといいます。

そんななか、地域住民の交流を活性化するコミュニティや施設がいっぱいの物流施設「GLP ALFALINK流山」が新設。

千葉県流山市で開催された 「GLP ALFALINK流山」街びらきイベントを取材しました。

 
育児の孤立化と言われる「孤育て」に悩むママが増加

出典:ベビーカレンダー


近所の繋がりやママ友などとの交流が減った子育て世代において、育児の孤立化と言われる「孤育て」に悩む女性が増えているそう。

実際に、株式会社ベビーカレンダーが2021年9月に発表した調査によると、コロナ禍で孤独だと感じているママは約6割にものぼっています。

核家族化や地域交流の希薄化に加えて、コロナ禍による対面コミュニケーションの低下が孤独感に拍車をかけているようです。

 
働く人と地域の人、どちらにも嬉しい物流施設が誕生!


そんななか、“脱・孤育て”に積極的に取り組んでいるのが、人口増加率全国5年連続1位を獲得している千葉県流山市です。

流山市は「母になるなら、流山市。」というテーマを掲げ、積極的な子育て支援を推進。ママに優しいコミュニティや施設が続々とオープンしており、近年、子育て世代に人気の居住エリアとなっています。

そして、今年新たに誕生したのが大規模多機能型物流拠点「GLP ALFALINK流山」です。

8月に竣工した「流山8」の共用部には、市民にも一般開放しているカフェテリアを設置。学生の自習スペースとしての活用もOKとのことで、働く人と地域の人々との交流が生まれる場になりそうですね。

 
「GLP ALFALINK流山」の魅力と、今後の取り組みについて


街びらきイベントでは、「GLP ALFALINK流山」の魅力を伝えるトークセッションや内覧会が行われました。

日本GLP株式会社 代表取締役社長の帖佐義之氏は、「自分らしく働ける環境で、マニュアルで決められたこと以上の生産性向上を期待しています」と、従業員に寄り添った施設であることを強調しました。

同時に、地域住民にも開かれた施設にしたことについて「オープンハブ」を挙げ、

「地域住民同士の繋がりや、入区企業同士の繋がりから新たな価値創造につながっていくこをと期待している。地域に溶け込むことで物流施設とみなさんとの距離を縮めてもらい、お互いの存在意義を高めていきたい」

と話しました。



トークセッションでは、帖佐氏に加えて流山市長の井崎義治氏、千葉大学特任准教授の原裕介氏が登壇。「コミュニティ・建築×ウェルネス」と題して、ママや生活者同士のコミュニティづくりの取り組みや、働く人のウェルネス向上のための職場環境の在り方についてクロストークを繰り広げました。

日本GLPの施設の設計監修にも携わっている原氏は、「GLP ALFALINK流山」が「地域に開かれた物流施設」であることから、私たち人間にとって「交流」がいかに大事な要素であるかを説明。

「多世代が交流することは健康寿命を伸ばすことにも繋がります」と、ウェルネスの観点からも本施設に期待を寄せていることを示しました。



内覧会では、施設をぐるりと見学。綺麗でおしゃれなスペースがたくさんあり、働く人や利用する人がうらやましくなるような豪華さです。

なんと、ラウンジには瞑想ルームやヨガスペースまで完備! 他にも、働くママにも嬉しい託児所や、働く人と地域の人々が交流を図ることができる交流広場「ALCOパーク」があります。

今後「ALCOパーク」では、流山市とも連携して、防災訓練やマルシェ、地域の子ども向け学習・体験イベントなど、さまざまな催しが開催される予定だといいます。



コロナ禍によって、感じる人が増えているという孤独感。そんな時代に、立場や世代を超えて交流できる 「GLP ALFALINK流山」のような場所があるというのは心身の健康、ひいては健康寿命を伸ばすためにも役立ちます。

こういった開かれた街や施設が、今後ますます増えていくと嬉しいですね!
情報提供元: ANGIE
記事名:「 自分らしく働いて暮らす!オープンな物流施設「GLP ALFALINK流山」が街びらきイベントを開催