「ZenFone AR」はGoogleが提供するAR/VRプラットフォーム「Tango/DayDream」に両対応した世界初のスマートフォン。

Tango対応である本デバイスの特徴は、モーショントラッキングカメラ・深度カメラ・2,300万画素メインカメラの3つの背面カメラから構成されるTriCam(トライカム)システム。



モーショントラッキングカメラで、空間を移動するデバイスの動きを取得し、深度カメラから出る赤外線で空間の奥行・長さ・距離など周囲の環境を認識できるため、リアルな現実空間を記憶し、様々な情報を表示させることができる。


ASUS社によると、アプリケーションをリリース時には30ほど用意するとのことだ。



また、VRプラットフォーム「DayDream」にも対応。「ZenFone AR」購入者がすぐにVRを体験できるよう、梱包されている箱を組み立てるとVRヘッドセットができる仕掛けになっているのだが、これはDayDreamではなく、ハコスコなどに代表されるローエンドVRですので、その点は注意してほしい。


この他にも、CPUはTangoに最適化されたQualcomm Snapdragon 821搭載。4K動画撮影にも対応しているだけでなく、SIMカードを都度取り替えることなく、2つの番号から同時に通話やSMSの待ち受けが可能になるデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)への対応や、ハイレゾもサポート。Quick Charge3.0にも対応しているので、約39分という短時間で約60%まで充電も可能だ。


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 ZenFone AR