Oculus社は、2016年6月24日にリリースしたOculus Riftのソフトウェアアップデートにおいて、Reviveを使用不可にしていたDRM制限を解除した。



Oculus社は、2016年6月24日のOculus Riftのソフトウェアアップデートにおいて、HTC社のVIVEからOculus Rift対応のVRコンテンツを起動できる非公認ツールReviveを使用できなくしていたDRM制限を解除した。


Oculus RiftのDRM解除は、Reviveの開発者コミュニティーにおいて検証されたことによって、確認された。


Reviveを使用不可とするDRM制限の導入は、その導入当初から開発者およびユーザーから不評であった。


DRM制限に関しては、Oculus社に出資している投資家のPalmer Luckeyも「ゲームを囲い込むことは望んでいない」と発言していた。


今回のDRM制限解除は、以上のような反応を対してOculus社が耳を傾けた結果、実施されたものと考えられる。


もっともOculus社は、DRM制限を導入した名目であった海賊版コンテンツ対策は続けると表明している。


参照元URL:https://www.engadget.com/2016/06/24/oculus-stops-preventing-vr-games-from-working-with-htcs-vive/


Revireの使用を確認したRevireコミュニティーのウェブページ

https://github.com/LibreVR/Revive/releases/tag/0.6.2


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 Oculus社、Reviveを使用不可にしていたDRM制限を最新アップデートで解除