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同メディアによると、2016年12月9日、アメリカ・サンフランシスコを拠点とするメーカーOccipitalは、iPhoneにセンサーを外付けしてMRデバイスとして機能させる「Bridge」をリリースした。
同デバイスは、iPhoneを格納するVRヘッドセットとiPhoneカメラに連結するセンサー部分から構成されており、センサーを使ってちょうどGoogleが開発した空間認識機能であるTangoのようにリアルな世界の空間をトラッッキングして、そのトラッキングされたリアルな世界の画像のなかにバーチャルなオブジェクトを描画する。
対応しているiPhoneデバイスは、iPhone6、6s、そして7とされている。
同デバイスを制御するソフトウェアはオープンソースとなっており、センサーの制御は同社が開発したUnityのプラグインを介して実行でき、またMR機能に関してはBridge Engineと呼ばれるソフトウェアを使って開発することができる。
同バイスにはBlueToothコントローラーも付属しており、そのコントローラーを使えばMR空間内に登場するデバイスのマスコット「BRIDGET」を操作することも可能だ。
同デバイスがiPhoneのみに対応していることに関して、同社マーケティング・ヴァイス・プレジデントのAdam Rodnitzkyは、iPhoneは多くのユーザーが最新バージョンのOSを使っているのでパフォーマンスが安定しているというメリットがある、と説明している。
とは言うものも、同氏によれば将来的にはAndroidスマホにも対応する予定であり、現時点でAndroidスマホを対応デバイスから除外した理由は、全てのAndroidスマホが望ましいスペックを満たしているわけではないから、とも発言している。
なお、現在公式サイトから入手できるのは開発版にあたる$499のExplorer Editionであり、製品版にあたるStandard Editionは来年3月から$399で販売する予定。
Occipital公式サイト
http://occipital.com/
参照元URL:http://uploadvr.com/bridge-is-a-mobile-headset-that-brings-inside-out-tracking-and-mr-to-iphone/
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