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Meta Quest 3では、これまでで最高品質のVR体験を実現するため、
・今までで最も解像度の高いディスプレイ
・パンケーキレンズ
・Qualcomm Technologies社と共同で開発した次世代Snapdragonチップセット
を搭載しています。
特に新しいチップセットは、Quest 2で採用された前世代SnapdragonのGPUに比べて2倍以上のグラフィック性能を実現可能です。
そのため、リアル重視の高画質VRゲームをプレイしていても、カクつくことなくスムーズに細かいところまで表現することができるようになります。
また、焦点距離を短くするパンケーキレンズを採用したことで、 Quest 2と比較して40%スリムなサイズ<>になっています/b。
これまでVRゴーグルのハードルだった本体の厚みや重量感が抑えられ、利用しやすくなりました。
操作面でもQuest3は大きく進化がみられます。
Quest 3のTouch Plusコントローラーは、より簡素化された形状へとデザインが刷新されました。
一目でわかるのが、外側のトラッキングリングがなくなったことです。
そのため、コントローラーを手の延長のように自然に、そしてスペースを取らずに使用できるようになります。
また、Meta Quest Touch Proコントローラーで初めて搭載されたTruTouchハプティクスを採用し、VR世界での感覚を現実でもリアルに体感できるようになりました。
セルフトラッキング方式のMeta Quest Touch Proコントローラーにアップグレードすることも可能です。
Meta Quest3のもう一つの特筆すべき点は、Meta社の一般消費者向けデバイスとして初めてVRだけでなくMRデバイスとしても利用できるということです。
新しいチップセットに加えて、
・400万ピクセルのRGBカラーカメラ×2
・深度センサー
を搭載したことにより、現実世界に仮想世界をシームレスに組み合わせるMR技術「Meta Reality」を実現しています。
自然で直感的な方法で複合現実の操作ができ、
・キッチンテーブルの上で『デメオ: ダンジョン アドベンチャー』のボードゲームを遊ぶ
・『Painting VR』でリビングルームに自身の作品を飾る
といった楽しみ方ができるとのことです。
発表が行われたのはQuest3だけではありません。
Quest 2とQuest Proは、Quest 3と共に販売が継続され、Meta Questシリーズの体験をより良いものにするため、新しいソフトウェア・アップデートも続けられます。
そして、そのQuest2に関して重要な発表が2点行われました。
まずは価格についてです。
6月4日(日本時間)より、Meta Quest 2の価格は
128GBモデル:47,300円(税込)
256GBモデルは53,900円(税込)
に引き下げられることになります。
既に最も手頃なVRゴーグルの1つであるQuest2が、今回さらに手頃な価格になります。
もう一つはパフォーマンス面です。
今後行われるソフトウェア・アップデートでは、Meta Quest 2とMeta Quest ProのGPUとCPUのアップデートが実施されます。
Meta Quest 2とMeta Quest ProのCPUのパフォーマンスが最大26%向上し、GPUのスピードが
Quest 2で最大19%
Quest Proで最大11%
まで向上する予定となっており、よりスムーズで高品質なVR体験ができるようになります。
ついに、Meta Quest3が発表されました。
・高いグラフィック性能
・サイズが大幅にスリム化
・VRだけでなくMRも体験可
と盛りだくさんなデバイスに仕上がっています。
価格は74,800円(税込)とQuestシリーズの中ではやや高く感じるかもしれません。
一方でQuest2がソフトウェアアップデートとともに値下げされており、
・VRのみのデバイス(Quest2)
・VRとMRが利用できるデバイス(Quest3、Quest Pro)
とで棲み分けを図っていると思われます。
また、AppleがXRデバイスを発表するといわれているこのタイミングでのQuest3の発表に、Meta社のQuest3への強い意気込みを感じます。
各社の新しいデバイスの登場により、XR業界も新しい競争の時代に突入していくのではないでしょうか。
ソース:Meta Questブログ
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