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「Smart Digital Field(スマート・デジタル・フィールド)」は、XRやAI等の先端技術で社会課題の解決に取り組むワントゥーテン社が、
メタバース、ミラーワールドに並ぶ新たな顧客体験技術
として実用化した新たな顧客体験プラットフォームです。
そのコンセプトは、『オフライン(現実世界)の代替としてのオンライン(仮想世界)ではなく、オフラインとオンラインを融合し相互のインタラクションを体感できる技術』となっています。
このプラットフォームには、リアル空間とバーチャル空間の座標位置情報をシームレスに同期させることができるだけでなく、リアル空間にあるスクリーンとVR空間にあるスクリーンに同じライブ映像を配信することもできるほか、
・感情をアイコンやモーションで表現することが可能(エモティコン・エモアクション」機能)
・ログインしているユーザー全員とチャットでやりとりすることが可能(オープンチャット機能)
・ログインしているユーザー同士1対1でチャットすることが可能(プライベートチャット機能)
といった機能が搭載されており、またリアル空間のオブジェクトを、VR空間の同じ座標に配置することでリアルとバーチャルでシームレスな体験を提供することもできるようになっています。
さらに、リアル空間とVR空間の位置情報がリアルタイムで相互共有されるために、両空間でシームレスにつながる体験が可能であるほか、
・1つの空間に複数のアバターがログインできるためシームレスにマルチプレイを行うことが可能
・座る・手を振るなどの動きを両空間でシームレスに行うことが可能
という特徴もあり、今後はリアルとバーチャルを横断した「テキストチャット機能」や、体験の臨場感を高める「立体音響機能」などが実装予定となっています。
「Smart Digital Field」を活用することで、リアルだけで実施していたイベントをVR空間と相互コミュニケーションを持たせたイベントにアップグレードすることが可能となります。
具体的には、
・製品やサービスなどを紹介し、相互空間で体感する展示イベントでの活用
・リアルとバーチャルの体験を繋いだ新しい工場見学での活用
・オープンな場所で複数人に対し発信するイベントなどのカンファレンスでの活用
・顧客との接点を創出し商談などに繋げるイベントといった商談での活用
・自粛で登校できない学生達への体験型授業など教育の場での活用
・ライブ演出やエンタメイベントでの相互空間を活用したエンタメイベントでの活用
などが考えらていれます。
2021年3月と8月にパナソニックセンター東京で行われた”Panasonic SPORTS CHANGE MAKERS”において、今回のプラットフォームを利用した「Mirror Field」がイベント手法に採用されています。
このイベントでは、インターネットから参加しているユーザーの「アバター」が現実世界の会場に現れることで、「現実世界と仮想世界が融合する不思議な空間」が作りだされており、大きな話題を呼んでいます。
XR、AI等の先端技術で顧客体験設計を強みとするワントゥーテン社が、新たな顧客体験プラットフォームとして実用化した「Smart Digital Field」の販売を開始しました。
「Smart Digital Field」はVRとリアルを融合させており、メタバース、ミラーワールドに並ぶ新たな顧客体験技術を目指しています。
リアルでもVRでも同じイベントを楽しむことができれば、現地に足を運ぶことが出来ないから参加をあきらめるという選択をしなくても良くなりそうですね。
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