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2020年11月にv23アップデートの一部として公開されたOculusMoveは、システムレベルのフィットネストラッカーで、消費カロリーの推定値を追跡し毎日のフィットネス目標を設定できます。
『FitXR』の熱心に頑張っても、『Pistol Whip』を気軽にプレイしても、Oculus Moveを使うことで、ヘッドセットを装着した状態でどれだけ運動し、どれだけのカロリーを消費したかを記録・確認することが可能です。
しかし、毎日トレーニングするのは大変ですし、また、必ずしも身体が運動を常に必要としているとは限りません。
そこで、v32は毎日の目標を毎週の目標に切り替えることができるようになりました。
これにより、1週間にトレーニングする日数を選択することで、VRトレーニングプランをより簡単に作成できます。
まず、週に何日トレーニングをするか選択する画面が表示されます。
週間目標を達成すると、再設計されたOculus Moveカレンダーにハイライト表示され、簡単に記録を残すことが可能です。
フィットネスのモチベーション維持につながる、フィットネスのソーシャル体験を充実させる昨日も追加されました。
グループやメッセンジャーなどのFacebookにワークアウト統計を直接アップロードできるようにすることで、フィットネスの成果を簡単に共有できるようになります。
Oculus Moveの機能改善の他にも
・アプリギフト
・メッセンジャー
・ファイル共有システム
にさまざまな改善を導入されています。
これまで、Oculus Storeを介して誰かにアプリを贈ることは、ブラウザーまたはモバイルアプリを介したOculusStoreを介してのみ可能でした。
今回のアプリギフト機能のアップデートでは、ヘッドセットを通じて友達にアプリを贈ることができる機能が追加されています。
これまでよりも少し手軽にアプリを贈ることが可能です。
アプリ製品ページの「⋮」メニューを見て、「友達に贈る」を選択し、相手のメールアドレスを入力して、すぐに贈ることができるようになりました。
VRは友達と一緒にプレイすることも楽しいものです。
v32アップデートでOculusの友達リストにいくつかの大きな改善が加えられたおかげで、VRで友達を見つけるのがこれまでになく簡単になりました。
Messengerの「People」タブに移動するだけで、OculusとFacebookの両方の友達が同じリストが表示され、すべての利用者にオンラインで簡単にアクセスできるようになります。
同じリストに表示されていることでOculusの友達が利用者自身のFacebookの活動を見ているのではないか、と気になるかもしれません。
しかし、これらのフレンドグループは両方とも互いに分離されたままなので、利用者が別途Facebookで友達として追加しない限り、Facebookのプロフィールや活動を見ることはできません。
Oculus QuestでキャプチャされたVRメディアをモバイルデバイスと同期できるようになり、VRコンテンツを他の人とオンラインでより簡単に共有できるようになりました。
ヘッドセットから離れていても、VRで撮影した写真やビデオに簡単にアクセスし、編集、ダウンロード、共有することができます。
同期されたすべてのメディアファイルはOculusモバイルアプリで確認可能です。
デバイスタブの下にある「Synced Media(同期されたメディア)」セクションを探すことで見つけることができます。
先月に引き続き8月もOculusQuestに関するソフトウェアアップデートが行われました。
FacebookがVRヘッドセットを事実上Questシリーズに一本化して以来、ソフトウェアアップデートがハイペースで行われるようになっています。
例えば、Oculusユーザーにはすっかり定着したApp Labsが提供開始されたv25アップデートは今年の2月に実施されました。
とはいえ使い勝手が良くなるアップデートはQuestユーザーにとっては願ってもない話です。
また、盛んにアップデートが行われるということはユーザーがフィードバックを送る体制がしっかりしているということでもあります。
今後も快適で安心して利用できるVR環境を目指して欲しいものですね。
参考:Oculusブログ
参考:Oculus Quest V32 Update Adds New Fitness &Social Features[VR Scout]
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