株式会社x gardenは、ARグラス時代のエンターテイメント・ライフスタイル・教育を体験できる特設ブースを、「Plug and Play Shibuya powered by東急不動産」に2021年2月8日から2ヶ月間設置することを発表しました。

今回特設ブースを設置するにあたり、「Plug and Play Shibuya powered by東急不動産」の運営会社である東急不動産株式会社が協力しています。



ARグラス特設ブース設置の背景と展望

x gardenが運営する国内唯一の大学生AR・MRサークル「Spatial Computing Lab(S.C.L)」。

S.C.Lではポストスマホの解として、ARグラス・空間コンピューティングが浸透した未来を探究し、ソフトウェア開発を重ねてきています。

このS.C.Lの活動に共感した東急不動産社の協力のもとで、学生ならではの感性で創作したコンテンツの長期展示が実現しています。

x garden社は、「スタートアップ・大企業が集う”空間”」と「空間コンピューティングを体験できる”機会”」を交錯させることで、産学連携による事業の創発、渋谷を起点にしたAR業界の産業共創を目指しています。

Spatial Computing Lab(S.C.L)とは?

「Spatial Computing Lab」は国内唯一の空間コンピューティングに特化した大学生AR/MRクリエイティブサークルです。

参加メンバーは完全審査制となっており、x garden社はその参加者に対し、ARグラス開発に必要な

・高価なハードウェアデバイス

・渋谷駅徒歩2分の作業環境

・技術的な質問ができるメンター

といった、モノや場所などを無償提供しています。

▼Spatial Computing Labの概要 / 3期生の募集エントリーはこちらから

Magic Leap 1とは?

​今回の展示は、次世代の空間コンピューティングデバイス「Magic Leap 1」を主に利用して制作されています。

Magic Leap1は軽量なウェアラブルヘッドセットで、リアルとデジタルを融合したインタラクティブなMR体験が可能なため、モニターなしでもシームレスにデジタルコンテンツを見て、触れることができます。

Plug and Play Shibuya powered by東急不動産について

「Plug and Play Shibuya 」は、国内外のスタートアップやイノベーションを求める企業との共創活性化を目指すインキュベーション施設です。

共創を行う拠点としての機能を構築し、大企業・アクセラレーターなどの多彩なプレイヤーの集積やイノベーションに向けた取り組みを行っています。

展示概要

展示期間

[第1期]2021年2月8日(月)~2月26日(金)

展示作品:Spatial History・PET OWNAR・万華鏡AR

[第2期]2021年3月1日(月)~3月31日(水)

展示作品:Doremi Squash・BEAsTS・ProjectEgg

展示場所

Plug and Play Shibuya powered by 東急不動産 1階

アクセス

東京都渋谷区道玄坂1-10-8 渋谷道玄坂東急ビル1・2階



展示作品紹介(一部)

【大阪城の歴史を体験する教育アプリ | Spatial History】

「Spatial History」は歴史的出来事をバーチャルで再現し、現実世界と重ね合わせて見ることができます。

今回の題材は大阪城の破壊と再建の歴史を扱っており、ARグラスを用いたこれまでにない教育体験を実現しています。

【空間をスカッシュコートに書き換える | Doremi Squash】

「Doremi Squash」は、周囲の空間に応じて難易度や楽しみ方が変化させるスカッシュゲームです。

アプリを起動すると周囲の環境をセンサーで認識し、空間そのものがスカッシュコートに変身します。

コントローラを用いてボールを赤い壁や床に向かって打つと、認識した空間に沿ってボールが跳ね返ってきます。

現実のスカッシュと異なり、「重力」や「ボールの加速度」を調整することで難易度もコントロールできるため、介護施設のレクレーション活用などが見込まれています。

【バーチャルペットを身近に | PET OWNAR】

「PET OWNAR」は、ARグラス時代に当たり前になる「バーチャルペット」と触れ合うことのできるコンテンツです。

空間コンピューティング時代の新たな選択肢として、リアルな生き物を飼うことができない方々にペットと触れ合う機会の提供が可能となります。

【空間音響を用いた共感覚ARエンターテイメント | BEAsTS】

「BEAsTS」は「映像」「音楽」「身体」が溶け合い、一体となって感じる共感覚(シナスタジア)体験を実現したARアプリです。

空間上に自由に音を配置し、コントローラーを使い音楽を好きなように奏でることで、視覚と聴覚がインタラクティブに交わる新しい感覚を味わうことができます。

▼Spatial Computing Lab過去作品はこちら

両社のコメント

<東急不動産株式会社:東急不動産株式会社都市事業ユニット事業戦略部まちづくり共創グループ 菅 一菜美 氏>

初めてx garden様の渋谷のオフィスにお邪魔した際に、XR産業の今後の発展可能性についてお話を伺い、とてもワクワクしたことを覚えています。

そうしたワクワクを多くの方にも感じて頂きたい、という想いから今回の企画が実現しましたが、実際に「MagicLeap1」でのAR体験は、想像以上に楽しく、漫画や映画等で描かれた未来の実現を感じさせるものでした。

ぜひ多くの方にご体験頂いて、ご自身ならどういうものを作るか、どう活かすか、といった着想のきっかけにして頂けたら嬉しいです。

渋谷でのイノベーション創発の機会を頂いたx garden様に心から感謝申し上げると共に、今後の産業発展を共に目指して参ります。

<株式会社x garden 代表取締役:松谷 遼>

コロナ禍でデバイスに直接触れる機会が社会的に限定されている中、Plug and Play Shibuyaというビジネスの中心街にS.C.Lのコンテンツが体験できる場をご提供できた事に、大きな意義を感じています。

本取り組みは、空間コンピューティングと社会の接面を広げ、多様な企業とのアイデア創発を通じて、産業を次のステージへ前進させるきっかけになるのではないかと密かに楽しみにしています。

今回、このような機会を頂けた東急不動産様に心より感謝いたします。

<株式会社x garden S.C.L 運営代表:田中 朗士>

S.C.Lは『Draw the spatial world –空間コンピューティングが浸透する未来を引き寄せる』をビジョンに活動してきました。

今回出展する作品を通じて、空間コンピューティングの可能性1人でも多くの方にを多くの方に感じて頂き、AR/MRに興味を持っていただくことに繋がれば幸いでございます。

今回このような貴重な機会を頂けた、東急不動産様に深くお礼申し上げます。

まとめ

「Spatial Computing Lab」は、XR業界のクリエイティブ共創カンパニー株式会社x gardenが運営する国内唯一の空間コンピューティングに特化した大学生AR/MRクリエイティブサークルです。

このサークルに所属する大学生が開発したアプリを、東急不動産社協力のもと、長期展示するブースが設置されることとなりました。

春休み、渋谷で未来の学習スタイルを体験するのも楽しそうですね。

ソース:プレスリリース[PR TIMES]








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情報提供元: VR Inside
記事名:「 産学連携のARグラス特設ブースが「Plug and Play Shibuya」に登場!