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Zulubo Productionsが開発しているHTC Vive対応新VRモーションコントローラー「Knuckles」の新しいデモトレーラーが公開された。
KnucklesコントローラーはHTC Vive対応の新モーションコントローラーで、Lighthouseトラッキングシステムを使い3Dスペースでもスムーズに動き、静電容量方式のタッチセンサーを搭載しているため、ボタンを押したりすることなくコントローラーを触るだけで操作ができる。
バーチャル空間でものをつかんで投げたりする動作をよりナチュラルにできるように開発されたもので、手を放すという今までにはない動作ができるようになった。
コントローラーは片方だけでも使用可で、一回の充電で最大3時間まで使える。
チャージは500mAにUSB micro-B コネクターで約1時間で一回分がチャージできる。
このデモではKnucklesのトラッキング機能とゲームやアプリの中でどのように使用できるかが紹介されている。
デモは以下のURLからダウンロードして、自分で試すことも可能だ。
https://steamcommunity.com/linkfilter/?url=https://github.com/zulubo/knuckles/tree/master/Demo%20Scene
安定したフィンガートラッキングが使えることがデモを見れば確認できる。
デモルームは上の画像のようになっており、左下にあるテーブルにはマグ、プレート、ラップトップなどが置いてあり、コーヒーテーブルにはリンゴとマグカップが置いてある。
右下にはアンチグラビティマシンで、ブルーのスフィアの部分では物が浮き上がるようになっている。
無重力の範囲はマシンのレバーで調節することも可能だ。
デモはコントローラーを調整するための短いチュートリアルから始まり、インターアクションシステムとテレポートを使って進む(テレポートはトラックパッドを使った通常の方法)。
メインルームでは基本的に二つのことができる。
部屋にちらばるマグやリンゴなどのもので遊んだり、TVのユーザーインターフェースにタッチするの2種類だ。
指の先にそれぞれコライダーがついており、手のひらにもさらにもう一つコライダーがついているので、そのコライダーがついている場所でものをつかむ動作をすると実際にデモの部屋にあるものをつかむことができる。
しかし、コライダーがついていない指の先から手のひらの間はものがすりぬけてしまう。
例えば親指と人差し指でものをはさめば、そこにあるものがつかめる。
トリガーやタッチパッドをクリックする必要なく、コントローラーに触るだけで、その動作ができる。
二つの指がものに触れるとつかめるようになっているので、親指と人差し指以外の指を使ってものをつかむことも可能だ。
まだ取り除く必要があるバグがあるのと、全体的にスムーズに改良する必要があるそうだが、かなり現実に近い感覚でものをつかむ動作ができることがデモでわかる。
ユーザーインターフェースは現実世界と同じで、人差し指でパネルをタッチするだけで操作ができる。
パネルでは手の種類をかえることができ、半透明なブルー、リアルな肌色の手などが選べる。
コライダーがついている位置を表示させた状態にすることも可能だ。
このユーザーインターフェーススクリーンはKnucklesコントローラーを使った、新しいメニューアイデアを見せるためのもので、今後は他にも設定のリセットやアプリの終了など、他の操作もできるようになる予定だ。
https://github.com/zulubo/knucklesへ行き、インターアクションシステムをダウンロードする。
または、githubを使用している人はクローンすることも可能だ。
ダウンロードにはDemo SceneとInteraction Pluginの二つのディレクトリがあり、Demo Sceneはデモの実行ファイル、Interaction PluginにはシステムのUnityプロジェクトとUnityパッケージが含まれている。
プロジェクトをUnity(バージョン 5.6以降)で開けば、システムが試せる。
参照元URL: http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=953648265, http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=943495896, http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=943406651
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