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TOKYO, Dec 10, 2019 - (JCN Newswire) - エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役 CEO:内藤晴夫)は、このたび、当社の中期経営計画 EWAY2025 実現に向けた戦略投資の一環として、筑波研究所(茨城県)の大規模改修工事の起工式を開催したことをお知らせします。
筑波研究所は、1982 年の開所以来、約 40 年の間に「アリセプト(R)」、「パリエット(R)」、「レンビマ(R)」、「フィコンパ(R)」などの革新的新薬を創出するなど、当社におけるイノベーション創出を牽引してきました。筑波研究所が当社のグローバル創薬センターとして、次世代のイノベーション創出においても、中心的な役割を果たし続けるため、"Human Connected Laboratories :人と人、人とデータ、人と世界がつながる研究所"をキーコンセプトとして、大規模改修を行います。本改修により、研究員一人ひとりが患者様、研究所内の他のメンバー、世界の研究拠点や社外の研究者とつながり、かつ、より一層のデジタル化の時代に対応していく環境を整備することで、さらなる知の循環(ナレッジ・サーキュレーション)の加速をめざします。
[患者様とのつながり]
当社グループでは、世界中の社員が就業時間の 1%を用いて患者様と共に過ごすこと(共同化)で、患者様の喜怒哀楽を知り、患者様価値の創出につなげる取り組み(hhc 活動)を実施しています。研究所におけるより緊密な患者様との共同化を可能とする場を新設するなど、コミュニケーション増進に向けた整備を行います。
[研究所内のつながり]
筑波研究所内における知の交流を促進するとともに、研究員の効率性を高める働き方をサポートするため、居室や研究棟間の動線の円滑化に向けた改修、多様な共創の場の構築などを行います。
[世界とのつながり]
海外拠点とのスムーズなやりとりが可能となる会議室環境の整備などを行うとともに、社外パートナーとの交流を促進するための設備の整備も行います。
[データとのつながり]
筑波研究所全体で保有する研究機器の有効活用を促進する機器配置を可能とする改修を行うとともに、さらなるデータドリブン、デジタル化に対応可能な安全かつ拡張性、可変性を有する施設構築を行います。
本工事は環境に配慮し、解体・新築と比較して、大幅な資源の有効活用が可能となる改修工事として実施します。また、エネルギーマネジメントシステムの導入なども実施する予定です。改修工事は、研究機能を維持しつつ段階的に実施し、最終的な竣工は 2022 年度を予定しています。
筑波研究所は、当社が重点領域としている神経領域およびがん領域の創薬研究における中心的研究所であるとともに、顧みられない熱帯病をはじめとするグローバルヘルスへの貢献をめざした創薬活動も行っています。また、デジタル技術による創薬のパラダイムシフトを起こすべく、Data Driven Drug Discovery &Development(5D 創薬)の拠点としても中心的役割を果たしていきます。これらの取り組みにより、当社は創薬活動を加速し、アンメット・メディカル・ニーズの充足と患者様とそのご家族のベネフィット向上に、より一層貢献してまいります。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.eisai.co.jp/news/2019/news201991.html
概要:エーザイ株式会社
詳細はwww.eisai.co.jpをご覧ください。
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