TOKYO, Jul 11, 2017 - (JCN Newswire) - 三菱重工業は、中国の江蘇省常熟市が11日に製造業振興を狙いとして同市内に開設した研究・交流拠点の「常熟緑色智能制造技術創新中心」(Changshu Innovation Center for Green &Intelligent Manufacturing:常熟グリーン智能製造技術イノベーションセンター)に、当社グループの技術員派遣や技術・製品を展示・紹介することで協力していきます。

同センターは、同市の産業誘致振興事業組織である常熟高新技術産業開発区が、多くの企業や大学、研究機関との連携により、研究開発や技術成果の商業化ならびに人材育成などを推進するために同開発区内に開設したものです。

当社は、同開発区内にシェアドファクトリー(複数製品生産工場)方式の「三菱重工(常熟)機械有限公司」を置いており、2010年からゴム・タイヤ機械、2011年から歯車工作機械の生産を開始。現在は当社100%出資のグループ会社である三菱重工マシナリーテクノロジー株式会社(社長:長谷川 守、本社:広島市西区)と三菱重工工作機械株式会社(社長:岩﨑 啓一郎、本社:滋賀県栗東市)が、それぞれ生産を担当しています。

技術・製品の展示・紹介では、コージェネレーション・システム(熱電併給設備)や、工作機械、タイヤ機械、バッテリー式フォークリフトなどのほか、自動車関係ではターボチャージャ、空調・冷熱機器ではヒートポンプやターボ冷凍機、遠心分離技術を利用して下水汚泥を処理する環境機器のマイクロリムーバ(細砂除去装置)、有機EL(エレクトロルミネッセンス)照明など、現在の中国および江蘇省で関心が高く、環境保全・省エネルギーにも貢献する関連技術・製品について紹介します。

中国では2015年に政府が、2025年までに"世界の製造強国入り"を目指すロード・マップ「中国製造2025(Made in China 2025)」を発表。その一環として国内の製造業重点地区に製造業イノベーションセンターの設置が計画され、工場のスマート化が推進されつつあります。同センターは、中国第2位のGDP(域内総生産)および一人当たりGDPを誇る江蘇省に開設された製造業の成長を担う拠点として期待されています。

三菱重工グループはグローバル展開するものづくり企業グループとして、同センターへの技術員派遣や、展示を通じて常熟市ならびに江蘇省における当社グループのさらなる地域密着をはかるとともに、同地域の製造業発展に貢献していきます。

<常熟グリーン智能製造技術イノベーションセンター>

所在地: 中華人民共和国江蘇省常熟高新技術産業開発区黄浦江路59号3号棟
設立日: 2017年7月11日
目的: 日系を中心とした複数外資系企業と大学・研究機関との連携による研究開発や技術成果の商業化、人材育成などの推進および域内の産業振興

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概要:三菱重工業株式会社

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記事名:「 三菱重工、中国江蘇省常熟市が開設した「常熟グリーン智能製造技術イノベーションセンター」に協力