株式会社アイモバイルが運営するふるさと納税サイト「ふるなび」は、岐阜県中津川市のクラウドファンディングプロジェクトへの寄附受付を開始した。

 

岐阜県中津川市が「ふるなび」でクラウドファンディングプロジェクトをスタート

「ふるなび」は、ふるさと納税を通じて全国の市町村に寄附金を集めることで地域活性化を支援するふるさと納税サイト。

寄附者へのふるさと納税の認知啓蒙、およびサービス利用満足度の向上を目的として提供している、寄附額に応じてもらえる「ふるなびコイン」は交換先を拡充しており、AmazonギフトカードやPayPay残高、dポイント、楽天ポイントなどに交換が可能。

2024年10月には、ユーザーの利便性向上を目的とし、スマートフォンアプリ「ふるなびアプリ」をリリースしている。

また、ふるさと納税先にあるホテル・飲食店などで無期限に利用可能なポイント型返礼品「ふるなびトラベル」は、提携店が8,000施設を突破。

より多くの地域の魅力を現地で楽しめるようになっている。

今回クラウドファンディングプロジェクトをスタートした岐阜県中津川市は、岐阜県の東南端に位置し、東は木曽山脈、南は三河高原に囲まれ、中央を木曽川が流れる自然豊かなまち。

茹で栗を潰して砂糖を混ぜ、茶巾で絞る「栗きんとん」は中津川が発祥といわれており、ほんのりやさしい甘さで旅人を出迎えた栗菓子は、今でも多くの人に愛される逸品。

「肉の芸術品」と言われる岐阜県の名産品「飛騨牛」も有名な地域となっている。

岐阜県中津川市に現存する「落合宿本陣」は、県内で唯一江戸時代の本陣建築として残る貴重な文化遺産。

中山道44番目の宿場「落合宿」にあった幕府公認の宿泊施設で、参勤交代の大名や公家が利用した格式ある建物として、江戸から明治にかけての宿場文化を今に伝えている。

敷地内には他にも歴史的建造物が残されているものの、建築から200年以上が経過し、老朽化や構造のゆがみが深刻化。

現在は見学可能な範囲も限られ、耐震性や雨漏りといった課題も抱えている。

中津川市では現在、保存活用計画に基づき調査・整備計画を進めており、令和8年度(2026年)の修理工事着工を目指して事業に着手した。

総事業費は数億円規模にのぼる見込みで、この貴重な文化財を未来へ継承するためには、多くの方からの支援が必要となる。

岐阜県中津川市は、

「この貴重な歴史的建築物を守り、安全に次代へ引き継いでいくためには、本格的な改修・整備が不可欠です。落合宿本陣の保存と活用のため、皆さまからの温かいご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。」

とコメントしている。

本プロジェクトに興味がある方、支援をしたい方は、プロジェクトページから詳細を参照してほしい。

 

プロジェクト詳細

●プロジェクト名:岐阜で唯一本陣建築を残す「落合宿本陣」。今、守らなければ消えてしまう歴史を、未来へつなぐ整備プロジェクト

寄附金の使い道:落合宿本陣の修理整備に必要となる費用の一部に活用
岐阜県中津川市の返礼品一覧:https://furunavi.jp/Municipal/Product/Search?municipalid=914
プロジェクトページ:https://fcf.furunavi.jp/Project/Detail?projectid=801

ふるなび:https://furunavi.jp/

情報提供元: 電脳反響定位(エコーロケーション)
記事名:「 「ふるなび」岐阜県中津川市の文化財継承のためのクラウドファンディングプロジェクトが開始