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高校生活に「満足している」と答えた10代が76.5%にものぼる一方で、「もっと勉強しておけばよかった」と後悔する声が最多——。通信制高校の注目が高まる中、Z世代は“学校”をどう捉えているのでしょうか?プレマシードの最新調査が、そのリアルを明らかにします。
株式会社プレマシードが実施した調査によると、高校生活全体に「満足している」と回答した10代は76.5%に達しました。とくに「友人関係」(71.8%)や「授業内容」(71.5%)への満足度が高く、学校という場へのポジティブな印象が見て取れます。
しかし一方で、「高校時代にやっておけばよかったこと」として最も多かった回答は「勉強」(37.8%)でした。「好きなことに取り組む」(33.3%)や「何かに一生懸命打ち込む」(21.8%)といった声も多く、高校時代に“将来の目標に出会いたかった”という後悔が浮かび上がります。
また、「高校とはどんな場所か」という問いに対しては、「勉強をする場所」(61.0%)、「青春を楽しむ場所」(55.0%)、「将来を考える場所」(44.8%)と、学習と自己形成の場としての両面が認識されていることがわかりました。
通信制高校についての認知も広がりを見せています。「自分のペースに合わせた通学ができる」との認知が51.8%と過半数に達し、「好きなことを学び、将来の目標を見つける」という教育方針に対しても関心が高まっているようです。
さらに、高校生活に関する悩みとして最も多かったのは「やる気が出ない」(28.8%)。これに「集中力が続かない」「成績が上がらない」などが続き、学習へのモチベーション維持が大きな課題であることも浮き彫りになりました。
「行けない」だけでなく「行かない」という選択肢を選ぶ生徒が増えている今、高校のあり方も“多様な学びの場”へと変化を求められているのかもしれません。
詳しくは株式会社プレマシードの公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 海道