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洗剤で死滅させたノミは水に流して処理しましょう。
ただし、ノミを1匹ずつつかまえて処理するのはとてもむずかしく、見落としてしまうこともあります。
そのため、獣医師に処方してもらった駆除薬や薬用シャンプーを使用して、全身の処理をおこなうことが大切です。
ノミは山など自然豊かなところだけでなく、都会のちょっとした草むらにもたくさんいて、どのような環境であっても寄生のリスクがあります。
そのため、愛犬のノミがつかないように、しっかりと予防、対策をしなければなりません。
ノミの予防に最も効果的なのが、害虫駆除薬(予防薬)の使用です。
犬の首元などに滴下するスポットタイプの薬液や、経口タイプの薬剤などがあるので、愛犬の体質や生活環境などにあわせて利用しましょう。
害虫予防効果や安全性を考慮して、かかりつけの動物病院で処方してもらうようにしてください。
また、それとあわせてブラッシングやシャンプーといった、こまめなボディケアも大切です。
散歩中にノミがついてしまっても、皮膚に寄生する前に落とすことができれば大きな問題にはなりません。
散歩後を中心に、毎日全身のチェックをして、ノミの早期発見と除去をおこなえるようにしましょう。自然の中で遊ばせるときは、洋服を着せるのもおすすめです。
さらに、ノミの繁殖を阻止するために、犬の体だけでなく犬が使うマットやベッドなどを清潔に保つことも必要です。ノミはふけや食べもののカス、ほこりなどの汚れをえさにするので、洗濯や日干しをおこなって清潔な環境を保ちましょう。
犬を飼っていると、ノミがつくことを完全に防ぐことはむずかしいかもしれません。
しかし、日頃からこまめなボディケアや掃除をおこない、駆除薬を使用することで、愛犬をノミから守ることができるでしょう。
必要以上に怖がることはせず、適切な対処と予防をおこなっていってくださいね。