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愛護センターから保護した野犬のわんこたちを始め、たくさんの動物と暮らしている飼い主さん。今回紹介したのは、7年前に亡くなった『ポン』ちゃんとの思い出です。ポンちゃんは、道の駅で彷徨っていたところを保護したわんこでした。
雨の中、ボロボロの首輪を付けてフラフラと歩いていたポンちゃん。高齢で認知症を患っており、近隣の人の話によると何日も道の駅のあたりを彷徨っていたそう。結局飼い主さんが現れることはなく、家族として受け入れることを決意したといいます。
飼い主さんの家には、当初からたくさんの動物が暮らしていました。長いこと外で飼われていたと思われるポンちゃんでしたが、わんこのことが大好きだったといいます。たくさんの同居犬に恵まれ、保護当時とは一転、幸せな毎日を送れるようになりました。
しかし老いには逆らえず、認知症の症状が日に日に顕著になっていったそう。家具の間に挟まったり、おむつがトレードマークになったり…。ときには、飼い主さんの手に噛みつこうとすることもありました。飼い主さんは、ポンちゃんとの暮らしが長くはないことを察していたといいます。
歩けなくなったあとも、専用カートに乗せて色々なところに連れて行きました。他のわんこたちと一緒に、県外への遠征にもでかけたとか。そして2016年1月9日、ポンちゃんはたくさんの家族たちに見守られながら、虹の橋へと渡ったのです。
壮絶な日々を振り返り、「ポンは幸せだったかな」と、飼い主さん。しかし、そのリラックスした笑顔は、愛に満たされた老後を送ったことを物語っているのではないでしょうか。
そんなエピソードに涙が溢れた人は多いようで、投稿には「犬生の後半、素敵な人に巡り合えて本当によかった」「最期を優しい方に見つけてもらえて幸せだったはず」「幸せに虹の橋をわたっと思いますよ」など沢山の反響がありました。
Instagramアカウント「beppo.mooo」には、ご家族の微笑ましい日常の動画が投稿されています。癒しと笑顔をもらいたい方は、ぜひチェックしてくださいね。
写真・動画提供:Instagramアカウント「beppo.mooo」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。