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自分や相手の気持ちを落ち着かせるためにあらわれる行動であり、見知らぬ人や犬だけではなく飼い主さん相手でも見せる、本能的なものです。
苦手な相手にはより際立ってあらわれます。以下の仕草を頻繁にする場合は犬がストレスを感じている可能性が高いでしょう。
これらが代表的なカーミングシグナルです。自分を落ち着かせる以外に、相手にも『こちらからは攻撃しないから落ち着いて』とのサインでもあります。これらのサインが出たら、一旦距離を取り犬の様子をよく見て対応することが大切です。
犬が大好きなのに、なぜか嫌われてしまう…という人もいることでしょう。そのような人は犬が「好むこと」「嫌いなこと」を理解したうえで接してみましょう。
犬は大げさで予測不能な動きが苦手ですし、大きな音にビックリする犬が多いように大声を出す人も同じく嫌悪感を抱きます。
表情と口調、物腰はゆったりと穏やかでいることを心がけてください。
人間は目を見て話すことが基本ですが、犬は反対です。見つめ合うと臨戦態勢の合図となってしまうからです。
関係性が築けているならばアイコンタクトは歓迎ですが、基本的に犬の目をジッと見ることはやめましょう。
嗅覚が優れている犬はタバコや香水、香りの強い柔軟剤は刺激が強すぎます。ニオイでワンコを遠ざけてしまうのは何だか悲しいですよね。
過度のニオイを発するものは控えた方が無難です。
犬は言葉を話せない分、実に表現豊かにボディランゲージで伝えてくれます。苦手な人にとる行動も、分かりやすいものから繊細で気づきにくいものまで様々です。
しかしそのような仕草に気付いたときには、無理強いせず距離をとることも必要です。
1日2日で犬と仲良くなろうとは考えず、長い目で気長に接していきましょう。そうすれば純粋無垢な犬はきっとあなたに心を開いてくれるはずですよ。