犬と『一緒に寝る』のは結局ダメなの?みんなはどうしてる?考えられるデメリットとは
️愛犬と一緒に寝ている人は約半数!
SNSやテレビを見ていると、布団と枕を上手に使って人間のように寝ているわんこや、子供と仲良く添い寝して眠っているわんこの写真や動画をたくさん見かけます。
一方でしつけ書の基本には、わんこをハウスで寝かせるトレーニングの方法が書いてあり、一体どちらが正解なのか、みんな結局のところどうしているのか、気になっている人も少なくないでしょう。
実はある調査によれば、わんこと一緒の布団で寝ている人と別々に寝ている人の割合はほぼ半々。この結果からも愛犬家の悩みや迷いが読みとれるかもしれません。
️要注意!わんこと寝るデメリット
そもそもこの議論が起きる背景にあるのは、わんこと一緒に寝ることに『デメリット』があるとされていることです。具体的にどのようなことが問題と考えられているのか見ていきましょう。
1.衛生的でない
1つめが衛生面の問題です。ただでさえ布団とノミ・ダニ問題は切りはなすことができませんが、わんこと一緒に寝ているとなると尚更この問題は深刻になります。
そもそも布団にノミ・ダニが繁殖するのはフケやアカが溜まりやすいこと、また、寝汗などによって湿気が溜まることが原因です。そこにわんこの抜け毛やフケが加わったり、グルーミングの際に布団をペロペロ舐めて唾液が染み込んだりすると、ますますノミ・ダニの温床となりやすくなります。
また、被毛に潜んでいたノミ・ダニをわんこ自身が持ち込んでしまうリスクも考えられるでしょう。
2.眠りが浅くなる
また2つめが飼い主さんの睡眠の質にもたらす悪影響です。
「寝ようと思ってベッドに行ったら愛犬に一番良い場所を占領されていて自分は小さくなって寝た」「愛犬が体の上に乗ってくるので思うような体勢で寝られず体が痛くなってしまった」などは、わんこあるあるですよね。
わんこと一緒に寝るとこれらによって眠りが浅くなってしまい、良質な睡眠が妨げられると考えられます。
️どうする?あなたの結論は
これらのデメリットはあるものの、最終的にどうするかはあなた次第です。わんこと一緒に寝る幸せを一度知ってしまうと、どんなデメリットを並べられても今更一緒に寝ないという選択肢はとれませんよね。
ただし、一緒に寝る場合には最低限、以下のことに留意する必要があるでしょう。
1.最初はハウストレーニングを
わんこを迎えてすぐ、子犬のうちから同じベッドで一緒に寝るのはあまりおすすめしません。ペットホテル利用時や災害避難時など、いざというときにハウスやケージでひとりで寝られないと困るからです。
まずは基本のトレーニングとして、ひとりで寝ることを覚えさせましょう。ある程度のしつけが完了したら自由に寝る場所を選べるようにさせ、飼い主さんのベッドに来るようであれば一緒に寝て見ましょう。
2.一緒に寝るならこまめな洗濯を
どんなに愛犬が可愛くても動物は動物、衛生面で挙げたデメリットを否定することはできません。
衛生面の問題を少しでも解消するために、わんこと一緒に寝るのであれば、こまめにシーツを洗濯したり布団を干したりするなど、手間を惜しまないことが大切です。
ほかにも散歩に行くとノミやマダニ、そのほかの寄生虫に出会う機会が増えてしまいます。このような寄生虫の予防薬や駆虫薬がありますので、定期的に投与しましょう。目に見えない虫ですので、家の中に持ち込まないようにすることも大切です。
️まとめ
いかがでしたでしょうか?たとえベッドの端に追いやられて体が痛くなっても、足の上に乗られて足が痺れても、愛犬の体温とモフモフを感じながら眠るのは幸せ以外の何ものでもありませんよね。
睡眠の質が悪化するという指摘がある一方で、精神的や癒し効果や安眠効果があることもまた事実です。あなたはどちらの寝方を選びますか?
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