犬が『しんどい』時のサイン4選 不調の原因や回復させるための方法まで解説
犬の『しんどい』症状…原因は?
犬も人間と同じように「しんどい」と思うことがあるようです。犬がしんどい時、考えられる理由に以下のような原因が挙がります。
- 激しい運動による疲れ
- 体温調整がうまくできていない
- ストレスによる精神的な疲労
- 老化によって体力が衰えている
- 病気や体調不良
いつもより体を動かすような遊びをした、生活環境に大きな変化があったなど、疲れやストレスによって心身が影響を受けてしまい、「しんどい」状態につながることが多いようです。
ただし、数日間慢性的にしんどそうな様子が続く場合は、病気や怪我など体調不良を招いている恐れがあります。早めに動物病院で原因を突き止めてもらうべきでしょう。
犬が『しんどい』時のサイン4選
犬はしんどい時、ある特定のサインを見せます。ここでは犬が『しんどい』時のサインを4つ紹介するので、下記のようなサインが見られたら正しい対応で愛犬を回復させてあげましょう。
1.ベタッと脱力するように床に伏せている
全身から力を抜いたようにベタッと床に伏せている様子を見せているときは、「疲れた」「しんどいな」と感じているサインです。
前足で前半身を支えるように伏せているのではなく、前足を投げ出して顎からベタッと床に伏せているような状態は、体に怠さを感じている可能性が高いでしょう。
2.同じ場所から動こうとしない
同じ場所から数時間経っても動こうとしない場合は、その場所から動く気力や体力が残っていないほど「しんどい」と感じているのかもしれません。
激しい運動をした後だけでなく、強いストレスから精神的に疲弊していたり、体調不良を引き起こしている時なども同じような様子が見られます。
3.声をかけても反応が薄い
いつもは声をかけるとパッと振り向いたり駆け寄ってくれる愛犬が、声をかけても反応が薄く、その場から全く動こうとしない時は、「しんどいな」と感じている可能性が高いです。
しかし、声をかけても反応が薄い様子を見せるのは、「しんどい」だけが理由ではありません。機嫌が悪い、叱られて気まずいなどの状況も影響していることがあるので、他に「しんどい」サインを見せていないか観察しましょう。
4.食欲が低下する
あまりにも疲れている時は、人間も「まずは休みたい」「食欲がない」と感じる人が多いでしょう。犬も「しんどい」と強く感じているときは、食欲すら失ってしまうことも珍しくありません。
食欲が明らかにいつもと比べて低下している時は、体調不良や強い疲労感が原因と考えられます。しっかり休ませつつ、体調不良のサインが出ていないかチェックしてください。
疲弊した犬を回復させるための方法は?
犬が「しんどい」と感じるほど心身ともに疲れ切っている場合は、まずしっかり休ませてあげることが大事です。そのためには、愛犬が安心して休める環境を整えてあげましょう。
- 静かで薄暗い環境
- 家族の様子が確認できる位置
- 犬にとって適切な室温
- お気に入りの寝床やブランケットの用意
以上のように快適に休める環境を整えてあげることで、安心して休息を得ることができます。
ただし、数日間ぐったりしている様子が続く場合は、何らかの病気や体調不良が原因と考えられます。かかりつけの動物病院で診察してもらいましょう。
まとめ
いかがでしたか。犬が「しんどい」と感じている時は、今回紹介しているようなサインが見られます。基本的にはしっかり十分な休息を取らせて体力や気力を回復させてあげましょう。
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