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生活のそばにある身近な物から意外なアート作品を生み出したのは、Xユーザー「ピノコのピノちゃん」さん(以下、投稿者さん)。使用したのは、なんと自宅の庭の小石です。
白い台紙の上に、小石を使って描かれたのは、映画「碁盤斬り」で主人公・柳田格之進を演じる草彅剛さんの肖像。遠方を見つめる草彅さんの凛とした横顔が、見事再現されています。
これまでにも食パンアートやコラージュアートなど、身近なもので作品を生み出してきた投稿者さん。今回は庭の雑草を摘んでいたところ、ふと目に入った砂利が、モノトーンの中でもいろいろな色があることに気付いたのだそう。
しばらく眺めていると、なんとなく黒い石が人の横顔に見え、その時ふと映画「碁盤斬り」の草彅さんの横顔が頭に浮かんだことから、作品にしてみようと思い立ったのだとか。着眼点もさながら、すぐ行動に移せるバイタリティも素晴らしいの一言。
早速下絵を起こし、その上に石をのりで貼り付けていくという作業を開始します。実際に石を置いていくよりも、絵に合う色の石を探す方が大変だったようで、総制作期間はおよそ二週間ほどとのこと。高い忍耐力が求められるアート作品です。
「なかなか下絵どおりには行きませんでしたね」と制作を振り返った投稿者さんでしたが、そんな苦労の甲斐もあり、完成した作品には多くの称賛の声が寄せられ、さらには「新しい地図」公式サイトにも掲載されるなど、投稿者さんにとっても思い出に残る作品となったようです。
「まだまだやりたい事たくさん、アイディアが浮かんだらジッとしてられない性格なので、これからも挑戦していきたいと思います」と今後の意気込みを語った投稿者さん。ぜひ作品を通じ、”新しい地図愛”を貫いてほしいですね。
<記事化協力>
ピノコのピノちゃんさん(@Kurousa_s_5)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025061710.html