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羊毛フェルト作家の「royal_damper」さんは、クモをリアルに表現することを得意としています。とはいえ、作るのはクモが苦手でもこれなら大丈夫という人が多い「ハエトリグモ」や、一部の人のペットとして人気のある「タランチュラ」。
Twitter上で発表されたハエトリグモの作品に「本物にしかみえない!かわいい」「その辺いたら腰抜かします」などの声が寄せられ、多くの人を驚かせています。
羊毛フェルトを作り始めたのは、パンダをモチーフとした羊毛フェルト作家さんのお手伝いをしたのがきっかけだそう。そこで勉強をしているうちに技術が向上したので、大好きな生物である虫に挑戦。さっそくクモを作ってみたところ、羊毛フェルトと相性が良かったのもあり、そのままクモ作りにハマってしまったのだとか。
royal_damperさんが作る作品は、リアルな見た目だけでなく可愛らしい仕草も表現されています。大きさは元のサイズが小さいクモなら約5倍に、タランチュラのような大きいクモは実物と同じくらいのサイズになっています。
制作時のこだわりは、「多少デフォルメしているところもありますが、出来る限りリアルにすること」。その1つとしてクモの動きを再現するために脚に針金が入れてあり、自由なポーズが取れるよう工夫されています。これはこだわりであると同時に、苦労する点。とにかくクモは脚が多いので脚造りに時間がかかってしまうそうです。
今後は「他の虫も作りたい」としつつ、「まずは制作するクモの種類を増やしていきたい」と語るroyal_damperさん。今回Twitterで紹介された「ハエトリグモ」は東京ビックサイトで開催予定のオリジナル作品を出品・展示するイベント「DESIGN FESTA vol.56」にて11月19日・20日の両日、出展名「royal damper(ブース番号:F-254)」で見ることができます。
<記事化協力>
royal_damperさん(@DamperRoyal)
(戦魂)