クリーム色が美しい猫種

1.スコティッシュフォールド

長毛と短毛、折れ耳と立ち耳がいます。賢く、遊びが好きで、人と接するのも好きです。穏やかな性格で、環境が変化してもあまり動じません。スコティッシュフォールドの毛色は、ホワイトやブラックなどさまざまな色と柄が認められています。クリーム色は人気の毛色のひとつです。

2.マンチカン

短足と足長の両方がいます。好奇心旺盛で、遊ぶのが好きで、素早く走り回って遊びます。人とも動物とも上手く関わることができる社交的な性格です。さまざまな毛色と柄が認められています。クリーム系は人気上位の色です。

3.ミヌエット

マンチカンから短い足、ペルシャから丸い顔、大きな目、ふっくらした頬を受け継いだ猫種です。がっしりとした体をしています。好奇心旺盛で、甘えん坊な性格です。賢くて学習能力が高いです。さまざまな色や柄が認められています。ふわふわとした被毛とクリーム色がとても愛らしいです。

4.エキゾチックショートヘア

ペルシャとアメリカンショートヘアーの交配で生まれた猫種です。穏やかで、落ち着いた性格をしています。抱っこが好きで、家族のそばによくいます。他の動物とも上手に付き合える性格です。クリーム色以外にも、さまざまな毛色や柄が認められています。

5.メインクーン

大型の猫種で、体重が10kg近くになることもあります。やさしくて、穏やかな性格をしています。水遊びが好きな子も多い猫種です。色や柄はさまざまなものが認められています。ふわふわとした被毛にクリーム色が合わさると、とても優雅に見えます。

クリーム色の被毛は珍しい!

猫の祖先であるリビアヤマネコは、キジトラ柄で、その後他の色の遺伝子を持った猫が誕生してきましたが、クリーム色の猫は数が少ないです。その理由は、遺伝子がポイントです。

猫の被毛の色や模様は、親猫から受け継がれた遺伝子によって決まります。毛色や模様に関係している遺伝子は9種類あり、複雑に絡み合って色や模様が発現しています。

クリーム色になるには「ダイリュート遺伝子」という被毛の色を薄くする作用を持つ劣性遺伝子「d」が必要で、クリーム色になるにはレッドの毛色も必要です。両親のうち1匹が淡い色なら50%の確率で淡い色の子猫が生まれますが、両親とも濃い色の場合、見た目には予測できない淡い色の子猫が生まれる確率は25%と非常に珍しいです。

さらに、レッドの毛色を持つ確率は親猫によって変わるため、クリーム色になる確率は25%よりも低くなります。こういったことから、クリーム色の猫は珍しいと言われているのです。

まとめ

猫のふんわりとしたシルエットとクリーム色が合わさると、その魅力はさらに増します。今回ご紹介したように、クリーム色の毛色は遺伝の仕組みから見ても珍しいものです。その美しさや背景を知ると、より愛おしく見えてくるのではないでしょうか。


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情報提供元: ねこちゃんホンポ
記事名:「 淡い色味が美しい『クリーム色の猫種』5選 この被毛の色が珍しいと言われる理由も