愛猫にはどんな『キャットタワー』を選べばいい?4つのタイプ別に特徴やメリット・デメリットをご紹介
1.突っ張り型
天井と床で突っ張って固定するタイプです。天井までの高さを使うことができるので、活発な猫におすすめです。
メリット
床面積をあまり取らずに設置することができます。部屋が狭くても高さで猫の運動スペースを確保することが可能です。天井と床で突っ張らせてしっかり固定し、ぐらつきにくく安定しているので、活発な猫が使用しても倒れにくいです。
デメリット
天井の高さや天井の強度によっては使用できないケースがあります。また、長期間設置すると天井に跡が残ったり、穴が開いたりすることもあるので、賃貸住宅にはあまり向いていません。購入前に天井の高さ、床や天井の強度などを確認しておきましょう。勢いよく飛び乗ったり下りたりすると、猫の体重以上の負荷がかかるため、大型の猫や多頭飼育には向いていません。
2.置き型
床に置いて使用するキャットタワーです。高さやデザインが豊富で、気軽に設置できます。
メリット
平らな場所ならどこにでも設置することができます。床に置くだけで天井を傷つけないので、賃貸住宅でも使用可能です。小さな子猫でも使える高さのものや、高齢猫が無理なく登り下りできる低いステップのもの、多頭飼育でも安定して使えるものなどがあります。猫の体の大きさ、運動能力などで選ぶことが可能です。
デメリット
猫が勢いよく登り下りしたときにグラつく場合があります。高さがあるとよりグラつきが気になるケースもあります。付属している転倒防止ベルトやワイヤーなどを使って、床や壁と固定して安定性を高めて使用しましょう。
3.立てかけ、ドアかけタイプ
壁に立てかけて設置するキャットタワーや、ドアの上部に引っ掛けるキャットタワーです。
メリット
通常のキャットタワーを設置しにくい場所でも、壁やドアがあれば設置することができます。スタイリッシュなデザインなので、部屋のインテリアに馴染みやすく、圧迫感があまりありません。シンプルな構造なので掃除がしやすいです。
デメリット
壁に立てかけるタイプは、スリムに見えますが、土台部分の床面積が必要になります。ドアに引っ掛けるタイプは、扉の開閉の邪魔にならないか確認が必要です。デザイン性が高いものが多いので、価格が高めです。下に滑り止めを敷いたり、ネジで固定するなど、転倒・落下しないための工夫が必要な場合があります。
4.家具一体型
家具兼キャットタワーというものもあります。例えば、テレビ台や本棚とキャットタワーの機能が一つになったものです。棚に猫が通れる穴があったり、猫ハウスやステップ、爪とぎなどがついていたりします。
メリット
家具とキャットタワーを別々に購入する必要がないので省スペースとなります。家具と一体化していることで重さがあり、猫が飛び乗ったくらいでは倒れる心配がありません。インテリア、生活にも馴染みやすいです。
デメリット
多機能であるため、キャットタワー単体よりも価格が高い場合が多いです。種類が限られるため、部屋に合うものを見つけるのが難しい場合もあります。大型家具なので、一度設置すると移動が難しいです。
まとめ
キャットタワーのタイプをご紹介しました。
メリット、デメリットから、猫の年齢、頭数、運動能力にあったものを選んでみてください。どのタイプも、猫が安全に使えるよう、定期的な点検を忘れずに行いましょう。
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