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猫を触った直後に、顔や手がパンパンにむくんでしまうというケースもあります。
重症化するとアナフィラキシーショックを起こし、呼吸困難や血圧低下などを起こすことも。
いつのまにか症状が軽くなったというケースもありますが、最悪の場合は命に関わることもあるため、油断はできません。
すでに猫と暮らしているときに猫アレルギーを発症してしまうと、今後のことが心配になってしまうことでしょう。しかし、猫アレルギーにはいくつか対処法があります。諦める前に、ぜひ実践してみてください。
猫アレルギーの対策として最も有効なのが、こまめな掃除です。定期的に掃除することで、アレルゲンを減少させることができるからです。
毛が付きやすい布類や猫のトイレは、とくに念入りに掃除しましょう。また、フィルター付きの掃除機やスチーム機能のある掃除機など、便利家電の使用もおすすめです。
アレルゲンとなる物質は空気中にも漂っています。そこで、こまめに窓を開けて空気を入れ替えましょう。綺麗な空気を取り込むことで、症状が出にくくなる可能性があります。
部屋だけでなく、猫自身のケアも重要です。猫の毛は定期的にブラッシングして、抜け毛が飛び散るのを最小限にしてください。春は冬毛が抜けるので、とくに頻繁にケアしましょう。
ブラッシングは猫アレルギーではない家族にやってもらうのがベストですが、難しければマスクを着用して行うといいでしょう。
猫の毛がとくに付きやすいのは、ソファやブランケットなどの布製品です。そのため、毛などが付きやすい布類はなるべく使用を避けてください。
その代わり毛が付きにくい革製、掃除がしやすい木製やプラスチック製を選ぶのがおすすめです。
布地のカーテンも毛がくっつきやすいので、できればブラインドやロールスクリーンにするといいかもしれません。
猫好きな人にとって、猫アレルギーの発症は大変胸を痛めることだと思います。しかし症状の出かたや重症度は個人差があり、発症したら必ず愛猫を手放さなければならないわけではありません。あまりにも症状がひどいようであれば、病院に行って相談してみましょう。