猫の歯磨き、してますか?

猫に歯磨きって必要なの?と思う方ももしかしたらいるかもしれませんね。



猫は人間と違い『虫歯』にはならないと言われています。

じゃあ歯磨きしなくてもいいんじゃない?!と思ってしまいそうですが、猫は虫歯にはなりませんが歯磨きをせずにいると『歯石』がたまり『歯周病』になってしまうのです。



しかも恐ろしいことに猫の歯周病は猫の死因になることもあるんです。

 



猫を歯周病にさせないためには『歯磨き』や『デンタルケア』が大切です!

しかしInstagramでアンケートをとると、みなさん猫の歯磨きに対して色々と疑問に思っていることがあるように感じました。



そこで今回はみなさんが疑問に思っている『猫の歯磨き』について、質問にお答えしようと思います!

 

◆歯磨きを始めるのはいつから?


猫にもよりますが、基本的に猫は『新しいこと』『新しいもの』に対して警戒心を抱く動物です。

そのため大人になってから急に歯磨きを見せてもやはり『怖い』という気持ちの方が先行してしまい歯ブラシでの歯磨きは難しくなってしまいます。



猫に歯磨きを覚えてもらうのはやはり子猫のうちの方が楽と言えるでしょう。



猫の永久歯は生後4~6ヶ月頃にはえそろうと言われています。

できれば猫の永久歯がはえそろうまでに1週間に1度くらいのペースで歯磨きをして歯ブラシになれてもらうといいでしょう。



歯磨きの仕方は人間とあまり変わりません。

赤ちゃんの仕上げ磨きをするように猫の歯を歯ブラシで優しく歯を擦ってあげれば大丈夫です♪

猫が歯ブラシをいやがるようなら、飼い主さんの指にガーゼなどを巻き、優しく擦るだけでも大丈夫です。

 

◆猫が歯磨きを嫌がるけどどうすればいい?


一番多かった質問は『猫が歯ブラシを嫌がるけどどう歯磨きすればいい?』というご質問でした。



ある程度大きくなった猫に歯磨きをしようとすると嫌がるのは当然です。

歯ブラシを嫌がる子猫も多いので、色々わかっている成猫が歯ブラシや歯磨きを嫌がるのは自然の反応と言えるかもしれませんね。



猫が歯磨きを嫌がる場合はまず『猫の口周りを触らせてもらえる』ように練習しましょう!

猫との毎日のスキンシップのなかで、猫の口周りを自然に触らせてもらえるようにし、猫の中の『口周りを触られたら何かされるかも!』という恐怖感を無くしてあげましょう。

猫が口周りを触らせてくれるようになったら、口を開かせてみる、指で歯に触ってみるなどステップアップしてみましょう。



指で猫の歯に触ることができれば、歯磨きもかなりできやすくなります。

猫がリラックスしているときを狙い、まずは猫の歯に触れるようになってください!

 

◆歯ブラシを嫌がる猫はどうすればいい?






猫が歯ブラシを嫌がるのであれば、歯ブラシを使うのは諦めましょう!

嫌がる猫に歯ブラシを使い続けても、猫の歯磨き嫌いが加速するだけです。



猫の歯に飼い主さんが指でさわれるのであれば、ガーゼのような柔らかい布で歯を優しく拭いてあげるだけでもデンタルケアにはなります。

また市販で歯磨きシートと呼ばれるシート型歯磨きもあるので、歯磨きシートを使うのもいいでしょう。

ベビー綿棒も、猫がリラックスしていて歯を触らせてくれるのであれば、『歯磨きをされている感』が少ないので歯磨きをさせてくれやすいようです。

ただ綿棒や歯磨きシートは猫はが抵抗して噛みちぎってしまう可能性も否めません。

猫が誤飲してしまわないように注意しましょう。

 

◆どうしても猫が歯磨きを嫌がる場合は?


猫が歯ブラシはどうしても無理。

猫の歯や口周りを触ることも難しい。 



そういう場合は、デンタルケアのおやつやおもちゃで歯磨きの代わりをしてあげましょう。



飼い主さんの手で猫の歯磨きをするわけではないので磨き残しなどはできてしまいますが、なにもしないよりは歯のケアになります。



最近では猫用のデンタルケアおもちゃもデンタルケアおやつも色々な種類が販売されています。

きっと気にいるものがあると思うのでぜひ色々試してみてくださいね。





いかがでしたか?

我が家も今子猫の歯磨き訓練中ですが、子猫だって歯磨きをするのは難しいもの。

歯磨きに関する嫌な記憶ばかりができてしまうと絶対に歯磨きをさせてくれなくなります。

焦らずにゆっくり猫とスキンシップを取るつもりで猫の歯磨きに挑戦してみてくださいね。
情報提供元: 猫壱
記事名:「 猫の歯磨きは超重要!猫の歯磨きの疑問にお答えします!