撫でられるのが好きな猫、撫でられるのが苦手な猫、色んな性格の猫がいますが、私が色々な猫の話を聞いていると、どちらかというとメス猫は独立心が強く甘え下手な猫が多く、オス猫は甘え上手でスキンシップ好きが多いように感じます。
撫でられるのが好き・苦手は猫の性質的なものもあるかとは思いますが、人間側が猫を撫でるのが上手になれば、猫も撫でられることを喜んでくれるようになるかもしれません♪
今回は簡単にできる!なで上手になる猫を撫でるテクニックをご紹介します。
◆撫でていいタイミングを見極める
猫のことをなで上手になりたいのであれば『猫にさわってもいいタイミング』をしっかりと見極めることが大切です。
猫が触っても嫌がらないタイミングや、猫からふれあいを求められているタイミングで撫でなければ、猫が気持ちよくはなってくれません。
猫を撫でるタイミングは猫が『リラックスしている時』のみです。
猫がウトウトしている時や、寝転がって力を抜いている時、膝にのって甘えてくる時など、猫が目に見えてリラックスした様子の時は猫を撫でても猫に怒られることは少ないでしょう。
リラックスタイムを邪魔しないように、力強く撫でるのではなく、優しく撫でるようにしてくださいね。
◆撫でるのを止めるタイミングも見極める
猫を撫でるタイミングを見計らうことも重要ですが、猫を撫でることを止めるタイミングを見極めることも、なで上手になるためには必要です。
猫が撫でるのをやめて欲しがっているにも関わらず、猫を撫で続けてしまうと、猫は撫でられることを嫌に感じてしまうかもしれません。
①尻尾を激しく振る
②落ち着きがなくなってきた
③撫でている手を噛む
④動き始めた
上記のような行動を猫がし始めたり、猫がじっとしているのが嫌になったりしていたら、撫でられることに満足したサインです。
猫が出す『撫でるのを止めて』サインにしっかりと気づき、撫でるのを止めてあげましょう。
◆撫でられて嬉しい部位
①顔周り
猫が触られて嬉しい部分は、猫によって差もあるでしょう。
顎の下を撫でられるのが好きな猫が多いことは、猫好きじゃなくても有名ですよね。
我が家の猫は顎の下よりも眉間の辺りを撫でられるのが大好き。
我が家の猫のように眉間や鼻筋など『顔周り』を撫でられるのが好き、という猫は多いのだそう。
基本的に猫のひげが映えている辺りや顎の下、眉間など顔の周りを撫でられるのが苦手な猫は少ないと言われています。
顔は猫が自分でグルーミングできる場所ではないので、誰か他の猫になめてもらったり、人に撫でてもらったりすると『痒いところに手が届く』感覚で気持ちがいいのかもしれませんね。
②背中
背中を撫でるのも、嫌がる猫は少ないと言われています。
背中も顔同様、猫が自分ではグルーミングがしづらい部分なので気持ちいいのでしょうか。
猫の背中は人間的にも一番撫でやすく、猫に噛まれにくい場所でもあります。
猫の背中を撫でるときには、背骨にそって優しく撫でるようにしましょう。
③尻尾の付け根
尻尾の付け根をトントンされることが好きな猫は多くいます。
我が家の猫は尻尾の付け根をトントンされるのがあまり好きではないので、私はやったことがないのですが、骨抜きになってしまう猫もいるのだそう。
猫の尻尾の辺りにはたくさんの神経が通っています。
尻尾の付け根をトントンと叩くときは猫が痛くならないように、優しくトントンと叩くようにしてあげてくださいね。
◆撫でられるの嫌う部位
①お腹
こちらも猫によるところが大きいのですが、基本的に猫は急所を触られることを嫌がる傾向があります。
特にお腹は攻撃されると致命的な部分です。
信頼している人に対してでもあまり触られたくないと感じる猫も多いようです。
猫がお腹を撫でて欲しがらない限り、あまり積極的に猫のお腹は触らない方がよいかもしれませんね。
②肉球や尻尾、ひげ
神経がたくさん通っていて、敏感な部分も猫は触られることを嫌がる傾向にあるようです。肉球や髭はたくさんの神経が通っていて、猫のからだの中でも、かなり敏感に色々なものを察知し、敏感に反応させる部位です。
猫のセンサーとも言える部分でしょう。
過敏に反応してしまうセンサーのような肉球や髭だからこそ、猫は触られることを苦手に感じるのかもしれませんね。
いかがでしたか?
猫を撫でる時の秘訣は、猫を撫でる上で基本的なことかもしれません。
しかし、猫を撫でることが上手になりたいなら、基本をしっかりと押さえることが大切です!
猫にいやがられないこと、猫がされて嬉しいことを、しっかりとわかって猫を撫でると猫の喜び方は変わります。
ぜひ参考にしてくださいね。
情報提供元: 猫壱