『猫のためになること』はたくさん知っているかもしれませんが、ちょっとした雑学は知らないこともあるかもしれません。
いつもなら『猫の雑学』を項目ごとに紹介するのですが、今回は皆さんにも考えてもらおうかな?と猫の雑学をクイズ形式にしてみました!
難問正解できるか、ぜひチャレンジしてくださいね!
◆クイズ
①日本で一番多い猫の柄は?
②猫と犬、足が早いのはどっち?
③猫の舌の『ザラザラ』の名前は?
④宇宙にいったことがある猫がいる?
⑤猫はどの程度の幅までなら通ることができる?
ぜんぶ答えることができましたか?
では回答編です♪
◆回答
①日本で一番多い猫の柄は?
A.キジトラ
日本に元からいた柄の猫と言われています。
色々な柄の『日本猫』がいますが、すべての柄の原点なのだそう。
そのため他の柄の猫にに比べると、キジトラ柄が日本猫のなかでは圧倒的に数が多いのだそう。
たしかに日本猫の野生種『やまねこ』もキジトラ柄です。
キジトラは元々一番野生種の猫に近く、体も一番丈夫だと言われているため数も増えやすいのかもしれませんね。
ちなみに柄や色が似ているサバトラはキジトラと洋猫のミックスがルーツではいかと言われており、日本ではそこまで頭数が多くないようです。
②猫と犬、早いのはどっち?
A.猫
犬は平均して時速20~36キロほどで走ると言われています。
一方、猫の時速は約48キロと言われているので犬よりはかなり早め。
もちろん、犬の犬種によっては犬の方が早い場合もあります。
ただ柴犬でも平均時速は32キロ前後、大型犬でも平均時速は36キロ前後なので大抵の犬よりも猫の方が走るのは早いようです。
時速48キロ、と言われてもいまいちイメージがわきにくいですが『100メートルを7,5秒くらいで走る』くらいの速度なのでかなり早いことがわかります。
単独で狩りをする動物だったので足が早くなったのかもしれませんね。
ちなみに、人間でも100メートル7,5秒で走るのは難しいため猫は人間よりも足が早いです。
③猫の舌の『ザラザラ』の名前は?
A.糸状乳頭(しじょうにゅうとう)
猫の舌はザラザラで舐められるとちょっと痛い…ですよね。
あのザラザラにもちゃんと『糸状乳頭』という難しい名前があるのですが、ちょっと言うのは恥ずかしさが残る名前です。
ちなみに生まれたときから舌の上の『糸状乳頭』はあるようにおもわれがちですが、舌の突起は生まれたばかりの猫にはありません。
個体差はあるもののだいたい乳離れし離乳食を食べ始める頃に舌の突起も生えてくるのだそうです。
④宇宙にいったことのある猫がいる?
A.いる
猫史上初めて『宇宙に行った』という記録があるのは1963年にフランスから旅立った『フェリセット』という猫です。
約15分ほど宇宙旅行をしてから無事に地球に降り立ったのだそう。
無事でなによりです。
とはいえ、知らないところが苦手な猫的には宇宙旅行は怖かったかもしれませんね。
⑤猫はどの程度の幅までなら通ることができる?
A.約4センチ
猫は自分の頭さえ通ってしまえばあとはするりと隙間を通ることができます。
これは有名なのでご存じのかたも多いかもしれません。
実際に猫の顔を計ってみるといいかもしれませんが、成猫の頭の幅は平均すれば約4センチ前後なのだそう。
ということは4センチの隙間であれば大抵の猫は通ることが出来るということ。
猫の脱走は『4センチ』の隙間を作らないことを意識すれば減るのもしれませんね。
全問正解できましたか?
私は知らないこともあったので、調べながら『へぇ…』と思わず言ってしまったものもありました。
猫を飼う上で猫の雑学はあまり役に立つ知識ではありません。
しかし猫の雑学は大好きな猫のことをよく知るきっかけにもなり、知識の幅も広がります。
猫の雑学は猫好きさんとお話をするときには、話のネタくらいにもなるかもしれません。
ぜひ猫の雑学を同じ猫好きさんに話してみてくださいね♪ 情報提供元: 猫壱