私は子供達のご飯でいっぱいいっぱいなこともありますが、断然『キャットフード派』です。
愛情たっぷりの『手作りフード』に憧れはあるものの栄養面や手間を考えるとどうしても手を出せずにいます。
目に見えてあいに溢れている手作りフードに憧れているかたも多いと思いますが、手作りフードは栄養的に猫の毎日のご飯としてあげても大丈夫なのでしょうか?
手作りフードとキャットフードどちらの方が猫のためになるのか、手作りフードとキャットフード、両方の『メリット』『デメリット』と共にご紹介します。
◆手作りフード
□メリット
手作りフードのメリットはやはり『猫の食べているものがわかる』ということでしょうか。
飼い主さんが自ら素材から選ぶことができるため『安全面』や『安心感』は市販品にくらべて得られやすいはずです。
素材や味も把握できるため、猫もアレルギーなどを起こしづらくなります。
また、作りフードは手間をかけているだけあり『愛情』をたくさん詰め込むことができます。
『大好き』という気持ちを猫に伝えやすくなるので、猫との絆も深まるはず!
飼い猫の食や味の好みなども手作りフードの方が分かりやすいので飼い猫のことをよく知る機会にもなり、猫の好みを知ることもできるでしょう。
手作りならでは、ですが暖かいご飯を出すことも可能です。
猫の好みのものを暖かい状態で食べさせてあげることで食欲不振を改善できた事例もあるので猫からするとキャットフードよりも手作りフードの方が味的には勝っているかもしれませんね。
□デメリット
手作りフードは『食べ物の素材』に対しての安心感はありますが、猫の栄養面に関してはやや不安があります。
実際に猫の一日に必要な栄養素をちゃんと食べさせようと思うとかなりの知識が必要なのだとか…。
きちんと勉強し、猫に必要な栄養素を食べさせてあげられるようにならなければ『毎日手作りフード』を猫にあげることは難しいのかもしれません。
栄養面だけでなく、やはり手間がかかることもデメリットの1つ。
手作りフードは猫が食べるものなので適当な調理もできないし、人間のご飯を分けるわけではないので、手間や時間はどうしてもかかってしまいます。
料理好きの飼い主さんならめんどくささを感じないかもしれませんが、料理が苦手な飼い主さんなら少し辛いかもしれませんね。
◆キャットフード
□メリット
キャットフードは手作りフードとは真逆で手間もかからず、栄養面での心配が特にないことがメリットではないでしょうか。
日々研究が進み改良されているキャットフードには、猫に必要な栄養素がきちんとバランスよく配合されています。
しかも『年齢』や『体格』などにも合わせて選ぶこともできちゃう優れもの。
色々なメーカーがありますが、栄養的にはどのフードでも猫に必要な栄養素が含まれていて、栄養が足りなくなるということはないでしょう。
手間もかからずフードをお皿に出すだけなのでとっても簡単。
飼い主さんにとっては栄養面でも手間でも『楽』なのはキャットフードなのではないでしょうか。
□デメリット
キャットフードをあげる上で気になるのは添加物です。
すべての餌が危ない!というわけではもちろんありません。
しかし我が家の猫もそうですがアレルギー持ちの猫の場合、キャットフードの添加物はかなり気になるもの。
自分で作っている過程を見たわけでもないめ余計に不安を感じる人もいるでしょう。
国の定めた基準はクリアして流通しているため安全だとは思いますが、手作りフードに比べ『安全』にたいする安心感は少ないかもしれません。
◆手作りフードorキャットフード
手作りフードでも、キャットフードでもメリットとデメリットがありましたが、どちらが猫のためには『いいごはん』なのでしょうか?
猫の栄養のことを勉強をしつくしたのであれば毎日美味しい手作りごはんをあげるのが一番いいでしょう。
しかし普通は難しいと思います。
猫の栄養の知識もあまり持っていないのであれば手作りフードが週に1度程度に押さえ、体によさそうなキャットフードをメインであげることが一番猫のためになるのだそう。
手作りフードを猫にあげたいのであれば週1程度を目安にあげるようにしましょう。 情報提供元: 猫壱