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例えば、「生臭い」「魚臭い」「アンモニア臭」「糞のような臭い」などです。
そうした臭いが気になる場合、もしかしたら口臭がワンちゃんのSOSとなっているかもしれません。
病気の可能性もありますので、しっかりと原因を見極めるようにしましょう。
もちろん、重大な原因でないとしてもワンちゃんの口が臭うのは嫌ですよね。
では、いったいどのような原因があるのでしょうか?
Michal Ludwiczak/shutterstock.com
主なワンちゃんの口臭の原因を4つ紹介します。
ワンちゃんの口臭の原因の多くの場合は、この歯石や歯周病です。
人間の場合と同様、ワンちゃんたちも歯のお手入れを怠ってしまうなら口臭がひどくなってしまいます。
犬の歯に歯垢が溜まっていくと、それが固まっていき歯石となります。
犬は人間よりも歯垢が歯石に変化しやすいようですからよくチェックしなければいけませんね。
さらに歯垢や歯石をそのままにしておくと、細菌によって歯周病となり炎症が起きてしまいます。
ワンちゃんの口臭が生臭い、魚臭いと感じたら、歯の状態をチェックしてください。
歯石があったり茶色くなっていたりするなら、その口臭は歯石・歯周病が原因である可能性が高いでしょう。
人間も同じですが、ワンちゃんも胃腸の調子が悪ければ口が臭くなります。
糞のような臭いを感じたら、胃腸が弱っていることが原因かもしれません。
そのように感じたら、ワンちゃんのうんちもチェックしてみてください。
軟便であったり、水っぽかったりするなら消化不良を起こしている可能性があります。
腸内環境を良くするためには普段の食事に気を配る必要があるでしょう。
また腸内環境は必ずしも食事だけが原因とも言い切れません。
ワンちゃんに過度のストレスがかかってしまう場合も同様な症状が表れますから、最近何か変わったことがなかったか振り返ってみると良いでしょう。
ワンちゃんが水分不足に陥っていても口が臭くなります。
水分が不足すると口内が乾燥します。
この乾燥によって口の中が生臭くなるのです。
ワンちゃんの身体から水分が不足することで、本来なら唾液で満たされている口内も乾燥してしまいます。
ワンちゃんの口臭が気になったときには時期も考えてみると良いでしょう。
特に暑い時期は、ワンちゃんの身体から水分が不足しやすい状況です。
また、体から熱を放出させるために口呼吸をするようになります。
ワンちゃんが大きく口を開け舌を出して「ハア、ハア」と呼吸しているなら、その時は熱を放出させていると同時に口の中も乾燥しやすくなっているでしょう。
内臓が原因の場合もあります。
ワンちゃんの口からアンモニア臭がするようであれば内臓を疑ってみてください。
本来であれば尿として体の外に排出されるはずが体内に蓄積されているということですので、腎臓や肝臓などの機能が低下している可能性があります。
もし、アンモニア臭がするのであれば、おしっこの頻度を確かめてください。
頻尿や食欲不振の症状があるようでしたら、内臓が原因である可能性があります。