子猫にどのくらいあげる?

アカナのキャットフードを愛用している方は多くいます。またアカナを検討している方もいるかもしれません。アカナはオールステージ対応になっていますが、子猫、成猫、シニア猫で給餌量は違うはずです。どの程度与えることが望ましいのでしょうか?
また子猫の場合、どのくらい与えたらよいのでしょうか?では詳しく見ていきましょう。

猫の食事量の目安

Liliya Kulianionak/shutterstock.com

まずは一般的な猫の食事量の目安を見ていきたいと思います。

キャットフードのパッケージには年齢別に与える理想的なフード量が記載されているので、それを守るようにしましょう。
しかし目安として一日に必要なエネルギー量を計算することができます。
計算方法は年齢や体重を参考にします。

成猫の場合

成猫の目安としては「体重1キロに対して70~80kcal」と言われています。
例えば体重4キロの猫だとしたら、一日に必要なエネルギーは280~320kcalということになります。仮に100gあたり390kcalのフードだとしたら、一日の給餌量は80g前後となります。

しかしこれはあくまで成猫の場合です。子猫やシニア猫、妊娠・授乳期の猫の場合は必要なエネルギー量が変わってきます。

子猫の場合

子猫の場合は月齢ごとに必要なエネルギー量が変わってきます。
ですからパッケージに記載されている給餌量を目安にした方が確かと言えます。

参考までに子猫に必要なエネルギー量の計算方法は「体重1キロに対して100~200kcal」と言われています。生後2か月の頃の200kcalをピークに少しずつカロリーを減らしていきます。生後4か月の場合150kcal、生後6か月の場合100kcalを目安にしましょう。
たとえば体重2キロの生後5ヶ月の子猫の場合、一日に必要なエネルギーは体重2キロ×150kcalで300kcalが必要となります。仮に100g当たり400kcalのフードだとしたら、1日の給餌量は75gとなります。

シニア猫の場合

シニア猫は運動量、代謝も低下するため必要なエネルギーも減ります。
そのため「体重1キロに対して60kcal」で十分となります。

仮に体重が5キロのシニア猫の場合、一日に必要なカロリーは300kcalとなります。100g375kcalのフードだとしたら、一日の給餌量は80gです。

妊娠・授乳期

妊娠中や授乳中は仔猫に栄養が取られるので、母猫は多くのエネルギーが必要となります。
ですから妊娠中は「体重1キロに対して95~110kcal」、授乳中は「体重1キロに対して160kcal」が必要と言われています。

一日の食事回数

一日に必要なフードの量はわかりましたが、与える回数はどうでしょうか?

後ほども詳しく取り上げますが、子猫期の場合は一日3~4回、成猫になったら2回、そしてシニア期になったら再び3~4回に分けて与えることが理想的です。

なぜ分けて与える必要があるのでしょうか?
猫は一度にたくさんの食事をとることをしない生き物です。食べたいときに狩りをして食べる。という習慣があるため、一度にたくさん摂取しても消化するのが難しいのです。そのため何度かに分けて与えることが望ましいといえるでしょう。

よくフードを出しっぱなしにしている様子を見かけますが、これではフードの酸化、風味の劣化など健康的にも衛生的にも良くないので、出しっぱなしはおすすめしません。

情報提供元: mofmo
記事名:「 子猫にはどれくらいあげればいい?「アカナ」キャットフードの給餌量