人生の再スタート!

イタリアで実験台となる動物たちの現状

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こちらが今回のモデルである実験用のネズミです。
イタリアでは毎年何千匹もの動物たちが実験室で命を落としています。致死試験に利用された動物もいますが,その他多くの動物たちは,実験に利用されても,難なく体調が回復し,通常の生活に戻れるのですが,中には実験に使われず余った動物たちもいて,実験室に閉じ込められ,その実験が終了すると用無しになってしまうのです。
出典:https://www.boredpanda.com/ex-lab-rats-mice-first-time-outside-rachele-totaro/
まるで人間のために送っているようなその人生・・・

私たちの生活の背景にはこのような心が痛くなるような現実が存在しているようです。

もしかしたら,このネズミも私たちの生活の犠牲になっていたかもしれません。

このとぼけたような表情で見られると,このネズミの人生について深く考えてしまいます。

科学を進歩させ,人間が賢明になっていくことで動物実験が不要な社会になって欲しいですよね。

ネズミの人生を救った保護団体

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イタリアでは,法的に,健康状態に問題がない動物や救出可能な動物を殺処分することは認められていないません。
また、”La Collina dei Conigli”という保護団体に引き渡すことは認められています。しかしこの交渉は慎重に行われなければいけないため必然的に動物たちの数が一時的に不足することになるのです。
出典:https://www.boredpanda.com/ex-lab-rats-mice-first-time-outside-rachele-totaro/
イタリアの動物達の命は法律で守られているようですね。保護された動物は保護施設で飼われたり,引き取り手を探してくれるようです。

こちらのネズミはとても良い表情をしていますよね。

しかし,いくら命の保証はされているといっても,自分に自由がなければ生きている意義が感じられませんよね。

動物保護を支援する写真家

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ミラノ近郊を拠点とするこの保護団体は,ウサギや家畜動物を取り扱っていて,その健康状態の回復を専門としています。この団体は,実験室から出てから,運がよければ再び家族と一緒に新たな人生を送れるよう動物をサポートしているのです。私は,長年にわたってボランティア写真家としてこの保護団体を支援しています。
出典:https://www.boredpanda.com/ex-lab-rats-mice-first-time-outside-rachele-totaro/

プロの写真家が撮っただけあってネズミたちの表情が伝わってきますよね。

ちょっぴり不安そうにスタッフを見上げるネズミと,それを優しく見守っているスタッフを取り囲む空気の温かさまで伝わってきそうです。

これらの画像には自由がなかったネズミの姿はありませんが,自由を手に入れたネズミの新鮮な姿からその気持ちまで掴めそうですね。

情報提供元: mofmo
記事名:「 長年の実験室からの開放。初めて自由を手に入れたネズミたちの表情が輝いている!