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彼らは、2歳になる前に急性リンパ性白血病で亡くなってしまったタイラーくんのことを思い団体を設立しました。
タイラーくんは生まれて1ヶ月未満で白血病と診断されましたが、短い生涯を笑顔を絶やさずに強く生きたのです。
同団体が行うプログラムのうち、「ファシリティドッグ・プログラム」というものがあります。
ファシリティドッグとは、医療施設で難病の子どもやその家族をサポートするための専門的に訓練された職業犬です。
欧米ではわりと馴染みのあるファシリティドッグですが、日本では2010年にやっとファシリティドッグが誕生しました。
ゴールデンレトリーバーの「ベイリー」と「ヨギ」の2匹が、静岡県立こども病院で働いているのです。
病棟への訪問、治療や検査、手術に同行して患者の不安を柔らげます。
立派に患者の心のサポートをしているようです。
ある入院患者は「ベイリーがいたから検査ができた」ともいいます。
立派に役目を果たすファシリティドッグですが、日本には未だに「ベイリー」と「ヨギ」の2頭しか存在しないといいます。
受け入れられることが難しいファシリティドッグ、一体どのような点に問題があるのでしょうか。
抱える問題と広めていく活動