線路の下から猫の鳴き声が

この子をどうしても助けたい!

アンジェラ&イアン・ダンフォード夫妻は地下鉄のグレーチング下で助けを求めて鳴き叫ぶ猫の声が気になり直ちに行動を起こしました。

「アンジェラさんの必死の呼びかけに保護活動者やニューヨーク警察(NYPD)が結集したんです」

ボランティアグループのMagnificat Cat Rescue and Rehoming(MCRR)のナンシー・ジャイロンさんはそう話します。

ソーシャルメディア関係者を始め、あらゆる人が猫の救出に乗り出しました。そしてナンシーさんはキャリーを持参。保護活動化家のジョン・シブリーさんは捕獲機を提供。そしてNYPDはこまめに捕獲機をチェックしました。

「電車を一時間ほど止めてもらってグレーチングの下に猫の姿を確認していると、みんなが駆け付けてくれました。地下鉄職員、NYPD、それから近所の人や犬も応援に来てくれたんです」とナンシーさん。
出典:http://www.lovemeow.com/they-shut-down-subway-to-save-stray-cat-trapped-underneath-tracks-now--2277402913.html

毎日の通勤の足と言えば電車や地下鉄。毎朝の変わらぬ風景を通り過ぎている時にふと猫が助けを呼ぶような声が聞こえたらあなたはどうしますか?

目に見えないけれど確かに聞こえるその声にイアンさんは気づいていたようで、奥さまのアンジェラさんはイアンさんの話を聞いていてもたってもいられなくなったようですね。

もちろん線路上での捜索と救助ですので電車が行き交っていると非常に危険です。しかしそこはさずがアメリカ。一匹の猫の命を救うため電車を止めてしまうとはなんとも粋な計らいですね。そして警察や地下鉄職員を始め総動員での救出活動。

お国柄なのかもしれませんが、アメリカをはじめ、欧米では猫や犬のレスキューに消防隊や警察が駆け付けることはそう珍しいことではありません。ペット福祉の意識がまだまだ低い日本ではお目にかかれない光景ですね。

さて、猫ちゃんは無事救出されるのでしょうか?

無事でよかった

翌日、ボランティアとNYPDがこまめに捕獲機を点検しました。猫は日が暮れる時間まで姿を見せませんでしたが、やっとのことで捕獲に成功しました。
出典:http://www.lovemeow.com/they-shut-down-subway-to-save-stray-cat-trapped-underneath-tracks-now--2277402913.html

猫には多少の擦り傷がありましたがとても元気だったようでなによりです。そして保護活動家のジョンさんが傷が癒えるまで預かりをしてくれることになったのだそう。

そして野良猫と思われたその猫はかつて飼い猫だったのか意外にも人懐こく頭を擦りつけたり喉をゴロゴロ鳴らしてご機嫌だったようです。

どうしても気になる...会いたい...

必死に助けようとしたダンフォード夫妻に因んでその猫は"サブウェイ・ダンフォード(サビー)"と名付けられました。

夫妻は数週間ほど海外へ行かなくてはなりませんでしたが、サビーに初めて対面した時から彼のことが気に入った二人は滞在先でもサビーのことを考え続けていました。
出典:http://www.lovemeow.com/they-shut-down-subway-to-save-stray-cat-trapped-underneath-tracks-now--2277402913.html

どうやらサビーに恋してしまった夫妻。アンジェラさんはMCRRに連絡を入れ、海外から戻って来るまでサビーをキープしてもらえるようにお願いをしたのだそう。

そもそもサビー救出のために立ち上がったのはアンジェラさん。これもきっと何かのご縁です。彼らは出会うべくして出会ったのかもしれません。


type="adsense"
data-ad-client="ca-pub-1493050849235845"
data-ad-slot="1254475616">

あの時助けられなかったらこんな生活はなかった…!

 
情報提供元: mofmo
記事名:「 線路の下から鳴き声が…1つの命を救うため団結した人々の救助が猫の運命を変えることに