猫がお腹を見せてバンザイ!猫の気持ちについて解説
猫がバンザイするときの理由・気持ち
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飼い主を信頼している
猫がバンザイをしている理由は、飼い主を信頼しているからです。
猫のお腹は最大の弱点であり、さらに仰向けにバンザイをしているときは、敵に襲われたときに即座に行動が出来ないため、猫にとっては最も危険な体制であると言えます。
しかし、その無防備な体勢であるバンザイを飼い主のそばでしているということは、現在の環境に危険はなく、安心をしている気持ちの表れです。
飼い主に対して、何の心配もしていないという気持ちは、飼い主にとってこれ以上ない喜びでしょう。
室温が高い
室温バンザイをしている理由は、良い理由ばかりではありません。
室温や気温が高いことが理由で、バンザイをすることがあります。
これは特に夏に気をつけるべきでしょう。
夏バテが理由でバンザイをしているのであれば、食欲もなくなりますので、見て判断は出来ますが、猫の快適な生活のためにも室温には気をつけておきましょう。
飼い主に甘えている
飼い主に甘えているときにバンザイの体勢でお腹を見せることが多く、飼い主と遊びたい気持ちの表れです。
猫の多頭飼いをしている家庭では、猫同士で仰向けにバンザイをしていることがありますが、これも兄弟を遊びに誘っているという理由からです。
飼い主に遊んでほしい気持ちからバンザイをするときには、撫でて構ってあげるよりも、猫じゃらし等で一緒に遊んであげるほうが猫は喜ぶでしょう。
帰宅した際にバンザイをするとき
飼い主が帰宅してくると、猫がバンザイをして待っていることはありませんか?
このときの猫の気持ちは、「やっと帰ってきてくれた!うれしい!」という気持ちです。
これも甘えているときとバンザイをする理由は似ていますが、しっかりと構ってあげてください。
気分転換をするため
猫が飼い主のことを見ずに、仰向けにバンザイをしているときは、なにか嫌なことがあったり、退屈なとき等が理由となっています。
このときの気持ちは、猫にとってはあまり良いものではありませんが、猫が気持ちを切り替えるためにバンザイをしています。
飼い主のことを見ないで、短時間で済むため、このような状態でバンザイをしているときは、猫の気持ちを尊重し、無理に構わずそっとしておいてあげたほうが良さそうです。
リラックスをしている
日向ぼっこをしながら猫がバンザイをしているときは、リラックスをしています。
バンザイをしゴロゴロしながらリラックスをすることで、身体のかゆいところをかいていたり、背中をきれいにしていたりします。
バルコニーやベランダでバンザイをしているときは、猫は気持ちよくリラックスをしていますので、この場合も無理に構わずに放っておいたほうが良いでしょう。
まとめ
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猫がバンザイをする理由は、甘えたい気持ちと無心になりたい気持ちのどちらか
猫がバンザイをする理由は、上記のことがほとんどです。
先述したとおり、猫がバンザイをすることは、安心した気持ちが理由となっており、警戒心を解いた状態です。
そのときに猫を驚かしたりすると、猫は飼い主に対して警戒心を解くことがなくなり、心からリラックスすることが出来なくなってしまいますので、やめましょう。
猫がお腹を見せながらバンザイをし、気持ち良さそうにしているときには、遠くから見守り、飼い主のほうを気にしながらバンザイをしているときには、構ってあげることで、さらに猫との信頼関係を築くことが出来るでしょう。
いずれにせよ、猫がバンザイをすることは、飼い主を信頼している証拠ですので、あとは構ってほしいのか放ってほしいのかを見極めることが大切です。