<連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」土曜版> 3人のヒロインが昭和から平成、令和へと紡いでいく、100年の物語。11月1日(2021年)にスタートして早や3週間。初代ヒロイン、岡山の和菓子屋の娘・安子(上白石萌音)と、繊維会社の息子・稔(松村北斗)の恋の行方にやきもき、スピーディな展開に目が離せない。

それはともかく、長年、月曜~土曜の5日間で本編を放送していた朝ドラだが、働き方改革の波が押し寄せ、「エール」から月曜~金曜の放送になり、土曜は1週間の総集編を放送するスタイルになった。

バナナマン日村、桂吉弥、サンドウィッチマン...

「エール」では進行役として、朝ドラおじさんことバナナマンの日村勇紀。突然の朝ドラおじさん登場に、最後まで違和感しかなかった。続いて、「おちょやん」。こちらが本編でも語りを担当する黒衣の桂吉弥が務めたことで、違和感はなく......。

そして、前回の「おかえりモネ」。東北が舞台ということもあって、ゆかりのサンドウイッチマンが解説を担当。最初は「楽しみだね」と言ってたが、心がどんよりとする内容の連続で、サンドの表情も曇りがち。富澤たけしなどはぬいぐるみのトラと戯れ、間が持たない感じ(!?)だった。

そして、今回の「カムカムエヴリバディ」はというと、本編と同じ城田優。で、特に仕掛けもなく、淡々と進めている。私自身、土曜は来週の予告編を見るためだけに見ているようなものなので、このスタイルがいちばんしっくりする。「朝ドラおじさん」「黒衣」「サンドウィッチマン」といろいろ工夫を凝らしてきたけど、シンプルが1番ということに行きついた。本音を言えば、昔のように土曜も新作を見たいけど......。

(くろうさぎ)

情報提供元: J-CAST ニュース
記事名:「 朝ドラ土曜版、歴代ベストは誰? 「カムカムエヴリバディ」城田優の出来和えは...