新々型コロナともいわれるオミクロン株ウイルスの性質がわかってきた。森圭介アナが10日(2021年12月)、伝えた。「WHOのテドロス事務局長は、まだ断定はできないとしながらも、オミクロン株はデルタ株と比べて感染力は強いが、重症化度は低い可能性があると発表しました」

感染力と重症化度

京都大の西浦博教授も、1人が何人に感染させるかという実行再生数はデルタの4倍としているが、テドロス事務局長によると、EU圏の感染者337人全員が軽症か無症状で死者はいない。オミクロン株はものすごくうつりやすいが、いまのところ症状は軽いということだ。

では、ワクチンで感染そのものを防ぐことはできるのか。森アナは「ファイザー社は接種実験で、オミクロン株に対する抗体量は3回接種で十分な防御力に上がり、2回接種では抗体量はその25分の1だが、重症化予防効果はあることを確認したと発表しました」と報告した。2回接種では、重症化はしにくいが、感染は防ぎきれないということである。

司会の加藤浩次「日本で市中感染が広がる前に、3回目のワクチンを打った方がいいということですよね」

日本感染症学会指導医の水野泰孝医師は「まだ海外のデータだけですが、3回目の接種はしたほうがいいでしょう。広がらないためにも」と説明した。

石川和男(政策アナリスト)「言い方は悪いですけど、鎖国状態をしばらく続けて、外国のサンプルを見ながら対応するというのがいいんじゃないですかね」

年末年始の海外旅行は難しいということかあ。

(カズキ)

情報提供元: J-CAST ニュース
記事名:「 【ワイドショー通信簿】3回目ワクチンとオミクロン株 加藤浩次「日本で市中感染が広がる前に...」(スッキリ)