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三省堂の国語辞典が8年ぶりに改訂されて、新たに3500語が追加された一方で、約1100語が削除された。「スッキリ」の岩田絵里奈アナが9日(2021年12月)、「消えた言葉にはこんなものがあります」と取り上げた。
スッチー、テレカ、トラバーユ、パソコン通信、ピッチ、プロフ、MD、携番、伝言ダイヤル......。みちょぱ(池田美優・タレント)は「スッチーってキャビンアテンダントのことでしょ」というところまではよかったが、「ええ、以前はスチュワーデスって言ってて、その略なの!?」と目を丸くした。司会の加藤浩次は「スチュワーデスって聞いたことないんだあ。じゃあ、(辞典から)消えても仕方ないね」
テレカはテレホンカード、トラバーユは転職、ピッチはピーエイチエス(PHS)、プロフはプロフィール、MDはミニディスク、携番は携帯電話番号のことだが、たしかにいまや死語で、パソコン通信や伝言ダイヤルはサービスそのものがない。「災害のときの伝言ダイヤルはありますけどね」(森圭介アナ)
岩田が「ほかにもこんなのも消えました。歌本! 歌謡曲が載っている分厚い本です」と紹介すると、加藤は「カラオケに置いてあったやつね」と懐かしそうだ。曲選びのために曲名と選曲番号が並んでいる一覧本で、電話帳ほどの厚さと大きさだった。端末入力になって役目を終えた。
「では、顔を黒く焼いたり、ファッションが派手な女子高生は?」と振られたみちょぱは「ヤマンバ? クロギャル?」。答えは「コギャル」だった。
岩田「こうやって時代は変わっていくんですね」
そもそも、紙の辞書・辞典が風前の灯火である。書店には17日から並ぶ予定だ。
(カズキ)