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「今回の日本ダービー(GI)は、東京競馬場に行ってリアルに観戦します。10万人ちかい観客のみなさんと、新しいヒーローを目撃したいと思っています」(佐々木蔵之介)
「今回のレースを見たことは、わたしがおばあちゃんになったときも、 きっと後世の人に自慢していけると思っています。その瞬間に立ち会えることがものすごく嬉しいです」(見上愛)
「日本ダービーは特別なレースで、この仕事の励みになるレースです。あと1週間切り、こう見えても緊張してますんで。(史上初となるダービー)7勝目をめざしてがんばりたいです」(武豊)
―――そんな熱い思いを込めて語る、競馬ファンが注目するビッグレースが、いよいよ5月26日、東京競馬場(東京都府中市)で開催される。
ことし2024年は、JRA(日本中央競馬会)創立70周年。そして数々の名勝負と伝説的ヒーローがここから生まれ続ける「日本ダービー」は、ことしで91回目。
そこで、新たな出発や区切りに際して、健康や幸福、成功などを祈願し、その成就を願う鏡開きを、佐々木蔵之介・見上愛・武豊で「3!2!1!よいしょー!」。
実はこの酒樽のデザイン、3名が監修。
「ダービー(をイメージした)赤をベースにして、バラも入れまして、お馬さんはゴールドで、ちょっと華やかな感じにしました」(佐々木蔵之介)
「3人それぞれがこういう要素を入れたいですとお話をして、それをまとめてくださったんですけど、見事に全部組み込まれていて。わたしは目のハートを希望しました。入れていただいてありがとうございます」(見上愛)
「ダービーは世界のいろんなところであるんですけど、バラがモチーフになってるので、赤がやっぱりいいなと思います」(武豊)
「これまでの日本ダービーでの思い出といえば、震災復興への想いが込められた2013年の『キズナ』ですね。みんなに勇気や希望をくれたこのダービーが印象に残っています」(佐々木蔵之介)
日本ダービーを現地の東京競馬場で観戦した見上愛は、「現場の一体感とか興奮の仕方が、感じるものがすごく多かったので、それがすごい魅力かなと思います」と。
そして歴代最多の6勝という記録を持つ、ダービーを知り尽くした武豊は、「日本ダービーはぼく自身もレースが近づくとワクワクしますし、子どものころからいちばん好きなレース。こうやっていま自分が馬に乗れるというのはうれしいですね」と。
「騎手は38年目ですが、挑戦し続けさせてもらっている。ダービー7勝目を成就したいです」(武豊)
―――レース前にゲンを担ぐルーティンは?
「以前は舞台の初日は赤いパンツを履いてゲンを担いでいたが、衣装が白いときをきっかけにやめました」(佐々木蔵之介)
「まったくないんです。その日その日で、飲むものも食べるものもまったく決めてないです」(武豊)
―――いつまで挑戦する?
「騎手生活38年になるんですが、1回も飽きることがない。楽しいんですよね。ずっと続けばいいなって自分では思ってます」(武豊)
「(自分は)ずっと楽しいかどうかはわからない。武さんは、努力はされているんですけど、柔らかな自然体でいられるのがすごい。やはりレジェンド」(佐々木蔵之介)
「常に努力を努力と捉えていない感じがしていて、好きだからやってるんですってというしなやかさとか、強さみたいなもの(を感じる)。こういう大人になっていきたい」(見上愛)
―――そんなレースに挑む人・応援する人の、日本ダービー愛は、ことしどう実るか。
第91回 日本ダービー(GI)は、東京競馬場で5月26日、15:40 発走!