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16日0時15分、突然スマホから流れた大音量のアラームによって、起こされたという方も多かったのではないでしょうか。トンガの火山島で大規模な噴火が発生し、日本でも津波注意報が出されました。噴火の規模の大きさを物語った、今回の津波警報。現地ではネットや電話がつながらない状態だとして、依然詳細な状況がわからないとしています。ネット等が壊滅的な状況の中、注目されたのがアマチュア無線です。
トンガ 現地被害は不明 大規模噴火でネットや電話つながらず #nhk_news https://t.co/4aAGITAyXO
— NHKニュース (@nhk_news) January 16, 2022
15日に南太平洋のトンガ付近で発生した大規模な噴火について、海外メディアは、現地で電話やインターネットがつながらないなどと伝えていて、依然として詳しい状況がわかっておらず、被害の実態は明らかになっていません。
引用:NHK
ネット社会となっている現在、ネットが壊滅的であるということは現地の人たちは不安でしかないと思います。
そんな中、次のつぶやきが投稿されたところ、アマチュア無線機に注目が集まる事態となりました。
Whats known about the island of Tonga..
Over 105,000 live there
Last night all internet communications were lost.
Some HAM radio communications still active.
NO reports of injuries yet.
There were a hand full of volcano watchers there.
The volcano explosion gave no warning.— Polecat (@skunkgod1) January 15, 2022
昨夜、すべてのインターネット通信が失われました。
一部のアマチュア無線通信はまだ使えます。
現在、非常事態での連絡ツールといえば、スマホを使った通話や、SNSでの生存確認、LINEを利用するなどが挙げられます。
しかし、電話やネットが使えなくなってしまったトンガで、アマチュア無線は使えるという情報が発信されました。
無線通信機器を利用し、遠隔地へ電波を飛ばし交信を楽しむことができるのがアマチュア無線です。
日本では、ドライブやツーリングのシーンでアマチュア無線を利用して交信したり、海上でクルージングの際に利用するキャプテンもいるのではないでしょうか。
トンガでアマチュア無線が利用できることに対し「アマチュア無線すげー!」「アマチュア無線、こういうときにこういう形で役立つとは……。」「アマチュア無線生きてるんだ、強いな。」と、ネット上にコメントが寄せられていました。
このツイートを見て、「災害の時のために、アマチュア無線機を持っておこう!」と考えた人もいるかもしれません。
しかし、残念なことに万人がアマチュア無線を使えるというわけではないのです。
なぜなら、アマチュア無線利用するにはアマチュア無線技士の資格が必要であり、資格を得たあと、局の免許の申請を行ったうえで、初めてアマチュア無線を利用することができるのです。
今回のトンガの噴火で、アマチュア無線が災害に強いことが明らかとなりましたが、誰でも使えるわけではないので注意が必要です。
また、トンガの噴火により津波警報が発令され、初めて聞く大音量のアラートに驚く人続出したことも話題となりました。