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2022年の税理士試験が、8月2日から4日に行われました。受験生の皆様お疲れさまでした!試験後は解答速報を見て、自身の解答がどのくらいあっていたのかを確認するという方も多いのではないでしょうか。しかし、今年の固定資産税の問題は大波乱!問題文に誤植があり、解答が複数存在する事態が生じてしまったのです。
毎年、年に一度だけ行われる税理士試験。
1年に一回しか行われない試験のため、この試験のために1年間、いやそれ以上の期間を費やしてきた受験生も多かった事でしょう。
今後の人生をかけて受験に臨んだという方もいると思います。
そんな税理士試験の3日目、固定資産税の試験で大波乱が起きたようなのです。
問2で、宅地の固定資産税を求める問題が出題されたのですが、問題文に誤植があり複数の正解が導き出される事態になってしまいました。
【税理士試験 解答速報】
いよいよ明日から税理士試験本番です!
この一年間、頑張ってきた皆様なら大丈夫です!!
自信をもって、平常心で挑んでください。税理士試験後は、解答解説会や各種イベントをご用意してお待ちしております。#第72回 #令和4年度 #解答速報https://t.co/5fkgbifynq pic.twitter.com/8Guavvw1O9
— 資格の大原 税理士 (@o_hara_zeirisi) August 1, 2022
資格の大原簿記さんでは、毎年税理士試験の解答速報を公開しています。
解答速報だけでなく、本試験採点・分析サービスも行っているのですが、固定資産税についてはこのサービスを放棄!
「出題内容より一部の問題に複数の正解が想定されるため、適切な分析が不可能と考え、分析サービスを見送らせていただきます。」とコメントしており、出題者側にかなり怒っている様子がうかがえました。
source:税理士試験 解答速報
大原簿記さんは、問2の問題には複数の正解が想定されるとして、3つのパターンの解答を用意。
ただでさえ難しい試験なのに、3つも解答を用意してくれるだなんて、大原簿記さんお疲れさまでした。
しかし、問題の誤植は、人生をかけて受験した受験生はたまったものではありません。
「国家試験で資料不備により解けない問題を出すなんて、努力してきた受験生に対する侮辱でしかない。」「そもそもの問題が誤っているなら、別解も便宜的解法も存在しない。」「税理士試験の固定資産税に泣かされた。」「税理士試験の固定資産税の今回の試験について、大原でも匙投げるレベル。」と、ネット上にコメントが寄せられていました。
2022年の固定資産税の配点や合格ラインは、いったいどのようになるのでしょうか。
真剣に取り組んだ受験生に落ち度がなかっただけに、非常に残念な試験問題だったようです。
様々な資格試験が値上がりする中、受験料の費用も馬鹿になりません。資格試験は一発合格を目指したいですよね!
source:大原簿記