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爆進劇を続ける日本のアニメ「鬼滅の刃」の映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」。興行収入200億円を突破し、さらなる数字を伸ばしていく次第では有るのですが、実はこの映画、韓国でも公開されるということです。しかしながら日本とはちょっと違う変更点が加えられているというのです。
【『鬼滅の刃』初の公式ファンブック発売決定!!】
鬼殺隊と鬼に関する情報を網羅した、
公式ファンブックの発売が7/4(木)に決定しました!!!描き下ろしや秘蔵資料満載の、まさに鬼殺隊士必携の書!
カバーも吾峠先生描き下ろしです!!待ちきれない皆様にチラ見せ…!
どうぞお楽しみに!! pic.twitter.com/2tEgYUQCvm— 鬼滅の刃公式 (@kimetsu_off) May 15, 2019
さて、主人公炭治郎といえば、耳飾りが特徴的で、「太陽」が昇る様子を描いた、花札のような絵柄です。さしずめ、花札で言えば「芒(すすき)と月」のように見えますが、炭治郎のものは「月」ではなく「太陽」つまり「日」であります。
この日から、放射状に陽の光が放たれている様子を描いたものであり、日本でおなじみの「旭日旗」を連想させます。
炭治郎とこの「日」に関してはストーリー上重要なポイントでありますので、この耳飾りなくしては鬼滅の刃を語れないのですが、韓国ではこの大事な絵柄が使えそうになのです。理由としては「旭日旗」が韓国では「戦犯旗」としての認知が高く、安易に扱えばたちまち批判は免れません。
これが旭日旗か否かはさておき、韓国では頻繁にこの問題が取り沙汰され、しばしばトラブルを生んでおり、フィギア、坂本花織選手の衣装が韓国で物議を醸したという経緯もあります。
ストーリーを重視するか、それとも国民の感情を重視するか。その大きな選択の結果以下のようになっておりました。
太陽と山のようなものは健在。
しかし、放射状の太陽の光は横線に差し替えられております。かろうじて「日」は保っているようではありますが、かなりインパクトは薄めになり、ファンとしては残念に感じるのかもしれません。
とはいえ、政治的な背景はさておき、韓国版と日本版との違いがあるとするのであれば、韓国版のものも見ておきたいというファンの心理があるのかもしれません。
国の問題、ストーリーの問題、歴史の問題。
どうやらこの鬼滅の刃には様々な物語が複雑に絡み合った現代の世相を表す漫画なのかもしれません。
Source:鬼滅の刃無限列車