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漢字というものは、我々の知っている常用漢字だけでなく、まったく知らない難しい漢字もある。そして、色々な部位を組み合わせればもはや無限大に広がる言語ツールです。そんな漢字で「クセ」が強いのが「音読み」「訓読み」と、読み方が複数あるということです。中には読み方もわからないものあります。そんな中で今回紹介したいものは「肛門」の「肛」の訓読みです。
さて今回ネットで話題となっているのは「肛門」の「肛」の訓読みです。
訓読みとは、日本語での読み方で例えば「草」の訓読みは「くさ」とよみます。ちなみに音読みは「そう」です。
そんな中肛門「肛」の訓読みはなんと読むのでしょう。
ご存知「肛門」は(こうもん)と読むので、単体1字であれば(こう)ですが、これは音読み。では訓読みは……
調べた結果、結構衝撃的な読み方だったのです。それは……
訓読み:「しりのあな」
引用:漢字辞典オンライン
なんとこの文字一つで「しりのあな」という、どストレートな訓読み。かなり衝撃的です。つまりこれを活用すれば「肛」がかゆい!など、1文字で代用できちゃって、かなりエコです。
そして、実はもうひとつ同じように1文字で完結してしまう漢字があるのですが……
こちらの漢字「睾」。
「睾丸」と書くことはよく見受けられるのですが単体ではどのような読みになるのか。こちらも衝撃的な訓読みとなります。
それは……
「きんたま」
引用:漢字辞典オンライン
なんともこちらもドが付くストレートすぎる表現。今まで2文字だったのが1文字で済み、計算上2バイト節約できます。
そして、何故かこの辺の漢字の訓読みは学校教育ではあまり習うという印象はありません。もしかしたら、大人になってからビックリするトリビア的な発見を楽しんでもらうための、教育委員会ならではの配慮かもしれませんね。
ということで、どこで使うのかわからない、訓読み。他にもまだまだありそうです。