「たまごの家」って不思議な名前の家です。北海道の旭川市東光という場所に建っています。それほど大きくない建物ですが、屋根の形が変わっていて妙に存在感があります。人の出入りがかなり多く、中には大きな保冷バッグ持参の人もいます。ガラス戸には「自動販売機」と書かれています。旭川市内にある「旭川ポートリー」という会社が設置しています。



中に入ると、小さなボックスに入ったたくさんのたまごが目に入ってきます。これらは朝取りたまごの自動販売機です。たまごはすぐに売れてしまうので、会社の人が、1日に何度も補充してくれます。たまごは、大きさや種類によってそれぞれの自動販売機に入れられています。

時には、自分の分と頼まれた分を購入するために保冷バッグ持参で来る人もいます。そういう場合は、たまごが売り切れていて購入できないということもあります。

運よく補充に来た会社の人と出会ったときには、一番新鮮なたまごを購入することができます。







-たまごの買い方

代金を投入して自分が買いたいボックスの横の赤いボタンを押すと、ボックスの扉が開きます。ネットに入っているたまごを取り出したら、扉は購入者が閉めます。これは自動ではありません。賞味期限はボックスの外側から確認することができます。ここのたまごはかなり長持ちします。



-販売されているたまごの大きさ

たまごには、SMサイズ、Mサイズ、ジャンボサイズ、3L サイズという4つのサイズがあります。色は、白と茶色があります。ジャンボサイズと3L サイズの大きさの違いはよくわかりませんが、大きいことは確かです。ジャンボサイズも3Lサイズも10個で400円です。

写真のように、3Lサイズのたまごは双子ではありませんと書かれていますが、ほとんどは双子です。双子でない場合もあるので、きっと、念のためのお知らせです。







Mサイズと3Lサイズのたまごを購入しました。並べてみると大きさの違いがわかります。







Mサイズと3Lサイズのたまごを1個ずつ並べてみると、より大きさの違いがはっきりとします。3Lサイズのたまごは、スーパーで売られているたまごよりもかなり大きいです。
ここのたまごがよく売れている理由は、サイズではなく、その味だと思います。朝取りと言うだけあってとても新鮮なのです。





たまごを割ってみました。左側がMサイズで右側が3Lサイズです。3Lサイズは、やはり双子でした。どちらのたまごも白身に弾力があります。そして黄身もぷくりとしています。たまご焼きやオムレツにしてもおいしいのですが、おすすめはたまごかけご飯です。



子どもの頃、たまごを割って双子だとわかったときには、なんだかとても嬉しくなったことを覚えています。最近は、ライターにとって3Lサイズは少し大きめなのでMサイズを購入しています。
どこかで「たまごの家」を見かけたら、サイズと味を試してみてはいかがでしょう。


(秒刊サンデー:わらびもち)
情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 自動販売機でたまごが買える「たまごの家」に入ってみた結果!