世界各地で、社会主義の革命がおこった時代があった。東南アジアでも、社会主義の革命を起こそうとしたものがいた。名前はポル・ポト。
今回はカンボジアの北西部のとある小さな村に、カンボジアの人口のおおよそ1/4にあたる人々を虐殺した恐怖の独裁者の墓があるというので紹介しようと思う。




現在、カンボジアはアンコールワットのあるシェムリアップをはじめとして、観光地としてリゾート開発が進んでいる。
しかし、ほんの10年くらい前までは、国境近くでは国道沿いでも地雷マークがあるような、まさしくアジアのデンジャー・ゾーンだった。
内戦は後々までカンボジアに大きなダメージを残す事になってしまった。

その内戦の指導者だった男、それがポル・ポトだ。





これがカンボジアで恐怖政治を行い、1/4の国民を虐殺した人物の墓だ。
あまりにも寂しい墓だとは思わないだろうか?
カンボジアの北西部、タイ側の国境の村「アンロン」に建っている。


あくまで、個人的な意見だが、社会主義という考え方が必ずしも全て間違っているとは言い切れないと思う。社会主義を実現するにはまだ人類が未熟すぎるだけなのかもしれない。





しかし、ハッキリと言える事がある。

他人の命を奪う権利を持ってる人間はどこにも居ない。





現在、トランプ政権が誕生した事で、民主主義を疑うような声があがっている。


筆者は思う。「民主主義」だろうが「社会主義」だろうが、人間が作ったものに絶対的な正義など存在しない。
正義を盾にして行動するものは、時に悪より恐ろしい。



カンボジアの独裁者「ポル・ポト」さえ、自分の中の正義に従って行動したのだから。







掲載元

https://khmerisation.wordpress.com/2008/04/21/prayer-to-pol-pot/
http://www.nbcnews.com/id/29933064/ns/travel-news/t/tourists-look-luck-pol-pots-grave/#.WNnU8xLyhBw
http://pazhayathu.blogspot.jp/2015/09/some-photos-from-internet-history-and.html


ライター

(秒刊ライター:ハナブサ ヒカル)
情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 【墓ショボすぎ!】社会主義指導者ポル・ポトの墓が粗末すぎるぞ!【独裁の末路】