様々な方法で、自己表現が行われるアートの世界。その圧倒的世界観と絶対的な技術を見せつけられると、まいったと言わざるをえない。今、アメリカのあるアーティストが話題になっている。彼は客の頭に肖像画を描き込むアーティストなのだ。彼の世界観に魅せられた客が、世界中から押し寄せている。アメリカのテキサスにある、Rob the Originalという理容室。ここは普通の床屋と一味も二味も違う体験ができる。
この店で働いているロブさんが生み出す髪型は、我々の「髪型」という常識を気持ちいいいまでに壊してくれる。



これは、人の頭である。お分かりだろうか、レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐が、なんと頭に描き込まれてしまっている。

ロブさんは、お客が持ってきた写真や絵を、そっくりそのまま客の頭に再現する理容師なのだ。
いや、理容師という言葉は適切ではない。ご自身はヘアスタイリストと名乗っているようだが、もはやアーティストと呼んでもいいのではないだろうか。


一体どのようにして、再現されていくのだろうか。



まずバリカンで、基となる土台を刈り上げる。この時すでに、うっすらとモデルの絵が髪の長さによって浮かび上がっている。




そこからアイライナーで、絵を描き込んでいくのだそうだ。できるだけアイライナーの使用は最小に抑え、髪の毛によるアートを施すようにしているそうだ。


彼の作品に魅せられ、今では世界中から「カットされに」客が押し寄せているのだとか。
それでは彼の作品をいくつか見てみよう。















ヘアスタイルもここまで来たか、とため息をつきたくなるほどの独創性である。
持ち込まれた絵や写真が忠実に再現されているだけではなく、どのように配置されどのように表現されるかがロブさんの腕の見せ所であり、センスが光るところだ。



ロブさんご本人。イ、イケメン……


最近ではカットされた髪で


床アートまでしているそうだ。本当にこの仕事を愛しているのがひしひしと伝わってくる。


テキサスに行くなら、一度訪れてみたい!?店である。



掲載元:http://www.bild.de/video/clip/virale-videos/haar-kuenstler-nowthis-49511428.bild.html
(秒刊サンデー:はる)
情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 【画像あり】テキサスにある「床屋」が、あまりに衝撃的過ぎるカットだと話題に