黒豆ダイエットは煮汁も使わないと効果半減！

黒豆の皮には「アントシアニン」が含まれています。アントシアニンはポリフェノールの一種で、体の酸化を防いで機能を正常に戻す働きがあるのです。そして、その効果を利用するのが「黒豆ダイエット」。ただし、煮汁もきっちり活用するという注意点もあります。

黒豆ダイエットは煮汁も使うべし

黒豆ダイエットは抗酸化作用を利用

私たちが体に取り込む酸素の一部は「活性酸素」という毒素に変化します。活性酸素はやがて体を酸化させ、細胞の活動が鈍ってエネルギーの生成能力が低下。こうして体脂肪が蓄積することが肥満の原因になるのです。

ここで活躍するのがアントシアニンの抗酸化作用。体を酸化させる活性酸素を体外に排出してくれます。そのため細胞の活動が鈍らずに代謝が上がり、脂肪の付きにくい体作りができるのです。

そんなアントシアニンの抗酸化作用を利用するのが「黒豆ダイエット」。黒豆ダイエットのやり方はとても簡単です。朝と昼はおかずに黒豆を加えるだけ。夜はご飯や肉を黒豆料理に置き換える…というものです。

黒豆は、アントシアニンだけでなく食物繊維も豊富な食材。便通を促してくれる作用があります。黒豆に含まれる食物繊維は、体内で水分を給して膨張。それが腸を刺激して、便通をよくするのです。

ただし、黒豆ダイエットには注意点があります。黒豆ダイエットの肝となるアントシアニンは皮に含まれていること。黒豆を煮ると溶け出してしまいます。このため、黒豆を煮た煮汁もきっちり活用しなければなりません。

黒豆ダイエットの効果は実証済みです。国民的名子役として活躍しながら、いまや84.5kgという巨漢となってしまった斉藤こず恵さんが黒豆ダイエットに挑戦。ダイエット期間3か月で体重69.6kgと、14.9kg減を達成したのです。

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