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体脂肪が食事から作られる3つのプロセスとは?




ぽっこりお腹の原因となるのが体脂肪。体脂肪が作られるためには材料が必要です。体脂肪の材料となるのは、食事によって取り込まれる糖質や脂肪などになります。これらが体の中で変化して、脂肪細胞の中に脂肪として蓄えられるのです。体脂肪が食事から作られる3つのプロセスを見ていきましょう。


体脂肪が食事から作られる3つのプロセスとは?


体脂肪が合成される3つのプロセス


食事から摂取された栄養は、3つのプロセスで体脂肪として合成されます。1つめは食事中の「脂肪」を材料にした体脂肪合成プロセス、2つめは食事中の「糖質」を材料にした体脂肪合成プロセス、3つめは血液中の「ブドウ糖」を材料にした体脂肪合成プロセスです。


1つめの体脂肪合成プロセスは、肉やバターなどの食物に含まれている脂肪。糖質とタンパクに並ぶ三大栄養素の1つです。体内に吸収されると、カイロミクロンと呼ばれる脂肪球になって血液の中を流れます。


この脂肪球はリポ蛋白リパーゼ酵素の働きで脂肪酸に分解。分解された脂肪酸は脂肪細胞に取り込まれ、そこで再び脂肪に合成。こうして体脂肪として蓄積されていくのです。


体脂肪の合成は食事が大きな影響


2つめの体脂肪合成プロセスは、ご飯やお菓子などに含まれている糖質。体内で分解されてブドウ糖になります。そして、肝臓に取り込まれて脂肪に合成されて血中に放出。この脂肪がリポ蛋白リパーゼの働きで脂肪酸に分解されて、脂肪細胞に取り込まれて再び脂肪に合成されます。


3つめの体脂肪合成プロセスは、食事から摂取して体内で分解されたブドウ糖が腸から吸収されて血液の中に入ったもの。血液の中に入ったブドウ糖は脂肪細胞に取り込まれ、そこで脂肪に合成されます。


このように、体脂肪の3つの合成プロセスはいずれも食事に大きな影響を受けるもの。消費できる以上の糖質や脂肪を摂取すれば、体脂肪の量が増えるのもうなずけます。体脂肪を減らすなら、まず摂取する脂肪や糖質を減らすのが基本です。


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