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【台湾夜市の世界2023特集】嘉儀は「火鶏肉飯」の街だった!「文化路觀光夜市」で2軒ハシゴです


コロナ禍を経て、以前のように気軽に旅できるようになった台湾。台北から、基隆、花蓮、嘉儀、台中、そして台北に戻るという5泊6日の旅で、各地の夜市を訪ねておいしいものを食べ歩きました。4日目は、台湾東岸の街・花蓮(カレン)から、西岸の嘉儀(カギ)へ移動。「文化路觀光夜市(ブンカロヨイチ)」で火鶏肉飯を楽しみます。

 

 

花蓮から一度台北に戻り新幹線に乗り換えて嘉儀へ


台湾東岸の花蓮から台湾西岸の嘉儀へ向かいます。山岳地帯を突っ切れば近いような気がしますが、台湾の鉄道は山間部をぐるりと囲むように沿岸を走っているのでそうはいきません。



台湾鉄道(いわゆる在来線)を使って花蓮から台北へ。そこから台湾高鐵の台湾新幹線に乗り換えて嘉儀へ。4時間ほどの行程でした。台北で「臺鐵弁当」を購入。車窓から台湾の風景を楽しみながらいただきます。



台湾の駅弁と言えば「排骨弁当」が一番人気。売り切れそうでしたが、どうにか確保しました。骨付きの豚肉をうっすらと粉をつけて揚げてから、しょうゆベースのつけ汁にサッとくぐらせてご飯にのせます。たれがご飯にちょっと浸みておいしい。そして煮たまごがまた嬉しいんです。




そうこうしているうちに新幹線の嘉儀駅に到着。台湾鉄道の嘉儀駅とは別の駅で距離があるので、嘉儀市内へはタクシーを使います。台湾鉄道の嘉儀駅に行ってみると、その駅舎は日本の統治時代に建てられたそうで、今でも現役。取り壊して建て替えることなく、上手にバリアフリー化しているようで素敵です。

そんな嘉儀のご当地グルメと言えば「火鶏肉飯(ホアジーローハン)」、七面鳥を茹でたものをご飯にのっけてたれをかけたB級グルメです。



嘉儀の中心にある文化路観光夜市。夕方になると屋台が出始めます。この日はあいにくの雨でしたが、暗くなるにつれて人が出てきました。この夜市にある2軒で火鶏肉飯をいただきます。

たれが浸みた揚げ玉ねぎで絶品の「郭家雞肉飯」




この通りには屋台も出ますが、両側に店も並んでいます。まずはこちら「郭家雞肉飯」でいただきます。店頭にキッチンがあります。



大鍋に具が用意されています。七面鳥を茹でてほぐしてから、薄めの味付けで煮込んでいるようです。



火鶏肉飯の他に、ケースの中にはおかずもいろいろありました。



7時過ぎに店内はほぼ満席。みなさんワイワイと賑やかに火鶏肉飯を楽しんでいます。



このお店の火鶏肉飯、40元で180円ほど。七面鳥の赤身部分や淡白な胸の部分など、いろんな部位が混ざっています。揚げた玉ねぎがちょっと甘じょっぱいたれと一緒に肉に絡んで、そこからご飯へとさらに浸みています。



いただいたスープは苳菜(セロリの葉)と海老の「苳菜蝦仁湯」で同じく40元。あっさりとした醤油味で、火鶏肉飯によく合います。

さっぱり系の「阿霞火雞肉飯」で魚丸湯も




郭家雞肉飯のすぐそばには「阿霞火雞肉飯」があります。こちらも店頭にキッチンがあって、お店の人が七面鳥をほぐしていました。



店頭はちょっと混沌としているのですが、店内はシンプルでクリーンな雰囲気。こちらのお店もカップルや仕事仲間といったグループ、学生の友達同士や家族といったように、客層は多様です。



このお店の火鶏肉飯はすっきりさっぱり系の仕上がりで、いくらでも食べられるといった印象です。値段は同じく40元でした。



スープは「魚丸湯」。白身魚の団子が入ったクリアなタイプで、やっぱりすっきりとしたお味。25元なので、115円ほど。火鶏肉飯とスープという取り合わせは満足感も高く、価格も併せて300円程度ととってもリーズナブルでした。

嘉儀にはこの2軒の他にもたくさんの火鶏肉飯の店があります。好みの味を見つけてハシゴするのがおすすめです。



嘉儀は日本とも深いつながりがある街で、戦時中には台湾の高校代表として嘉儀から甲子園に出場、準優勝したという過去があります。夜市の北の始まりのランドアバウト(環状交差点)の真ん中には、活躍したKANO投手の像があって、そんな時代がしのばれるのでした。

台湾夜市をめぐる旅、5日目は台中へ!
 
文化路觀光夜市(ブンカロヨイチ)
住所:600台灣嘉義市西區文化路
営業時間:月~日 17:00–23:00(店により異なる)

 
[All photos by Atsushi Ishiguro]
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
 

 
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