はじめに
本場韓国の技術をもち帰り、純国産のマッコリを製造、販売するオファード。電子雑誌「SUPER CEO」でも登場した同社の注目商品が「きぬさら」です。絹のようなさらりとした口どけに、穀酒がもつまろやかな酸味は、女性好みの優しい味わい。今回はパッケージデザインにもこだわった「きぬさら」の魅力と、製造者の杜氏(とうじ)も認める相性の良い料理をご紹介します。
静岡県掛川市で生まれた純国産のマッコリ
始まりは社長のこんな一言。
「韓国に行ってマッコリの技術を習得してきて欲しい」。
日本において、韓国の伝統酒が浸透していなかったことに注目したオファードは、善は急げと社員を送り込み、韓国での修行を開始したそうです。本場の技術を会得し、そこからさらに日本人好みの味を追求して誕生したのが「きぬさら」。
韓国で受賞を経験するなど、技を磨いて帰国した杜氏を中心に、静岡の良質な水や、愛知から取り寄せるお米を使って、丁寧に造られています。
「きぬさら」に合う料理
マッコリの製造工程に蒸米というお米を蒸す作業があるように、本質的な材料の相性に加えて、製造過程から和食に合うよう試行錯誤していると杜氏は言います。
なかでも、掛川市で高級和食店を経営する大将は、マグロやカツオなどの赤身の刺身が最高に合うと太鼓判。杜氏も納得の組み合わせだとか。
また、この季節は熱々の鍋に、氷を入れた「きぬさら」でのどごしのギャップを楽しむのも良いそう。キリっと冷えて一層マッコリの味わいが引き立ち、芳醇な香りが楽しめます。そのほか、焼肉大国・韓国生まれの伝統酒だけあって肉料理との相性も抜群なので、色々な組み合わせを試してみてくださいね。
ビジュアルにもこだわった一本
マッコリというとどこかドッシリとした印象を受ける人が多いかもしれませんが、「きぬさら」はマッコリを初めて飲む人にも親しみやすいシンプルなパッケージで展開されています。透明感のある白を基調とし、ビンの中心には「きぬさら」のロゴ、アカショウビンをちょこんとレイアウト。アカショウビンはアジア間を旅する渡り鳥の一種で、韓国から日本にやってきたことを表すシンボルになっています。
自宅に大切な人を招いて、ほっこりと飲みたい時にも最適な一本です。見た目にもこだわりたい人は、ワイングラスで飲んでもキレイに決まりますよ。
「きぬさら」の勢い
2014年に発売した国産マッコリ第1弾「掛川まっこり」に続き、2016年に生まれた「きぬさら」。テレビ静岡や地方紙などのメディアで頻繁に取り上げられ、麻生太郎副総理からも絶賛の声が上がるなど、掛川市のご当地ブランドのひとつとして成長。さらに、2016年9月に日比谷で行われた『地元めしフェス』では、用意していた300本を開始早々で売り切ってしまうなど、掛川の域を脱して日本全土へと瞬く間に広がっていきました。本場韓国仕込みのマッコリは、今後ますます話題になりそう。寒い時期に温まりたい人は、「きぬさら」のほっこり感をぜひ試してください。
「きぬさら」特設ページ
「SUPER CEO」について
敏腕経営者にインタビューを行い、独自の切り口で情報を発信している電子雑誌「SUPER CEO」。12月10日に公開された最新号(偶数月の10日公開)では、リストグループ代表の北見尚之氏が表紙を飾っています。オファード代表の南氏と、杜氏の山本氏の動画インタビューも掲載されていますので、掛川市生まれのマッコリ「きぬさら」にかける思いをぜひチェックしてみてください。
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