はじめに
イタリアン料理に欠かせないハーブといえば、「バジル」ですよね。
このバジル、実は簡単に室内で育てることができるんです。
そこで今回は、おすすめの育て方とその活用法をご紹介します♪
お手軽!バジルの簡単な育て方とコツ▶︎品種と栽培法
バジルは家庭でも簡単に栽培できるハーブのひとつです。
繁殖力が旺盛で、8号サイズの鉢に一株植えるだけで、十分な収穫を得ることができますよ。
一般にイタリアン料理などで使われているバジルのほとんどは、「スイートバジル」という品種。
もちろん他の品種でも問題なく育てることができます。
家庭で育てる場合には株数が少ないので、市販の苗から育てるのが良いでしょう。
苗を選ぶときは節間が詰まっていて葉が多く、病害虫の被害にあっていないものを選ぶようにするといいですよ。
お手軽!バジルの簡単な育て方とコツ▶︎管理の仕方
鉢に鉢底石を敷き、培養土を入れて苗を植え付けます。
ポットのまま育てると、低温障害で葉が黒くなったりする原因になるので、必ず鉢に植え替えて育てるのがポイントです。
バジルの植え付け後の管理は、基本的に水やりのみです。
水のやり過ぎはよくないので、土の表面を手で触ってみて、乾いていたらたっぷり水やりをします。
いつも土が湿っているような水やりの仕方をしていると、枯れてしまう恐れがあるため注意しましょう。
お手軽!バジルの簡単な育て方とコツ▶︎収穫
草丈が15~20cmほどになったら、茎の先端を収穫も兼ねて摘心します。
あとは必要な分だけハサミで切り取り、収穫しましょう。
葉だけでも良いですが、茎ごと収穫するときはわき芽と下葉を何枚か残して切り取ります。
柔らかくて若い葉はサラダなどに、大きく育った葉は乾燥させて保存用とするのがベストです。
わき芽が伸びてくると花穂を付けるので、栄養を取られないようなるべく早く摘み取るようにしてくださいね。
お手軽!バジルのおすすめ活用法♪
料理に大活躍のバジルですが、簡単にできて保存の利く「バジルオリーブオイル」のレシピをご紹介します。
シンプルな保存法なので、料理のアレンジにも活用できますよ♪
バジルの葉(20枚)をさっと洗い、水分を拭き取って容器の中に入れます。
種を取り除いた赤とうがらし(2本)とにんにく(2かけ)を加え、750mlのエキストラバージンオリーブオイルで漬けましょう。
数日寝かせ、1週間以内にバジルの葉を取り除いたら完成です。
トマトやチキン、白身魚、チーズとの相性ばっちりなオイルですよ。
いつもの料理が格段に美味しくなります♪
おわりに
家庭のキッチンでも栽培できる、バジルの育て方と活用法をご紹介しました。
いつでもフレッシュなバジルが手に入れば、料理の幅もぐんと広がりますよ。
バジルが好きな方はぜひ、自宅で育ててみてはいかがでしょうか?